良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)。6月22日は第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(6月17~21日)を振り返る。
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「虎に翼」は、日本初の女性弁護士で、後に裁判官を務めた三淵嘉子さん(1914~84年)の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ヒロインとその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追いつめられた女性たちを救っていく姿を描く、リーガルエンターテインメントだ。
第12週では、昭和24(1949)年1月、全国に家庭裁判所が設立される。
最高裁判所家庭局事務官、そして東京家庭裁判所判事補になった寅子(伊藤さん)は多岐川(滝藤賢一さん)とともに戦争孤児の問題に向き合う。視察に出かけた寅子は上野の街でスリの少年・道男(和田庵さん)を追い、よね(土居志央梨さん)と再会する。
轟とよねは焼け残ったカフェー「燈台」に弁護士事務所を開いていた。寅子ははる(石田ゆり子さん)の了承を得て、道男を猪爪家に居候させるが、花江(森田望智さん)にとった態度が誤解され、道男が家を飛び出してしまう。
道男を泊めると言い出したのは自分だと責任を感じているはるは、心労がたたって倒れてしまう。寅子は、はるに会わせようと道男を捜しに行き、上野のよねと轟を訪ねると、そこには道男も。
寅子の説得を受け、道男は猪爪家へと舞い戻り、死期が迫るはると再会。はるはその後、この世を去るが、道男は花江に謝罪し、再び商売を始めようと、東京に帰って来た「傍聴マニア」の笹山(田中要次さん)の元で、すし職人を目指すことに。
一方、寅子は、はるが10年後までの家計のやりくりを記した手帳に「寅子ならここまでいけるはず」との文字を見つけ……と展開した。
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