趣里:「ブラックペアン シーズン2」出演 シーズン1に引き続き“猫ちゃん”役 「キャラクターの成長をしっかり演じていきたい」

「ブラックペアン シーズン2」に猫田麻里役で出演する趣里さん(C)TBS
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「ブラックペアン シーズン2」に猫田麻里役で出演する趣里さん(C)TBS

 俳優の趣里さんが、二宮和也さんの主演で6年ぶりに7月期のTBS「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で復活する医療サスペンスドラマ「ブラックペアン シーズン2」(7月7日スタート)に出演することが明らかになった。シーズン1に引き続き、看護師の猫田麻里(ねこた・まり)を演じる。群馬県太田市の協力のもと敢行された、約800人のエキストラが集まる大規模撮影の中で発表された。

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 原作は「チーム・バチスタの栄光」シリーズなどで知られる海堂尊さんの「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。シーズン1の原作「ブラックペアン1988」と合わせた“バブル3部作”は累計発行部数160万部を突破するヒットを記録している。

 シーズン1で、二宮さんは“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海征司郎を演じたが、今回のシーズン2では、心臓冠動脈バイパス術の世界的大家で、“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者という天城雪彦を演じる。

 趣里さん演じる猫田は、クールな性格で渡海と相性が良く、手術での器械出しでは実力を発揮するなど、渡海の相棒的存在だった。シーズン2でも変わらず東城大で主任看護師として働いているが、佐伯教授(内野聖陽さん)が呼び寄せた渡海とうり二つながら性格が正反対の天城に嫌悪感を抱き……と展開する。“猫ちゃん”の愛称で視聴者から人気を博していた猫田が、天城とどのように関わっていくのか。2人の掛け合いにも注目だ。

 趣里さんは「シーズン2への出演が決まったときに何よりうれしかったのは、おなじみのキャストの皆さんと再び共演ができるということでした。6年後の物語を描くのですが、座長の二宮さんについていくというのは変わらず、ストーリーの中ではキャラクターの成長という部分をしっかり演じていきたいと思います」と意気込みを語る。

 「シーズン1のキャストの皆さんがほぼ集まれたことは奇跡だと思っています。そこへバラエティー豊かなキャストの方々が新たに加わり、二宮さん演じる天城先生を取り巻く皆さんの人間ドラマという部分が今回はより深くなっていると感じています。毎週、日曜よる9時を楽しみにしていただければうれしいです。ぜひご覧ください!」とアピールした。

 伊與田英徳プロ―デューサーは「手術室に猫ちゃんがいると、ピリッと空気が引き締まります。一方で、控え室に趣里ちゃん自身がいると、まわりのみんながリラックスしていきます。そんな彼女は『ブラックペアン』にはなくてはならない存在です。お芝居は、シーズン1が6年前のことだとは思えないくらい自然体でされていて、まるで6年間、仮眠室で暮らしていたかのようです。同時に、6年前からさらにパワーアップしたオーラを醸し出していて驚かされることばかりです。ちなみに、今シーズンで彼女がなぜ仮眠室の住人になったのかが分かるエピソードが入っております。皆さん、楽しみにお待ちいただきたく思います」とコメントを寄せた。

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