虎に翼:大庭家・次男、痛むのは“心の傷”? 複雑な事情に視聴者「一番気の毒」「改心の見込みがある」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第63回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「虎に翼」第63回の一場面(C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第63回が、6月26日に放送され、大庭家の次男・徹次(堀家一希さん)が、梅子(平岩紙さん)に当たるシーンが描かれた。

あなたにオススメ

 戦地から戻り、酒におぼれてひねくれてしまった徹次。梅子が事務の仕事を紹介するが、徹次は「傷が痛むんだよ。俺のことなんてどうでもいいくせに。俺を置いて逃げたくせに」と梅子にきつい言葉を投げかける。

 梅子が「それは……」と何も言えなくなると、三男・光三郎(本田響矢さん)が間に入ってくる。

 光三郎は「僕、覚えてるよ。あの日、徹次兄さんが母さんと一緒に行きたくないって言ったんじゃないか」と告げる。

 それでも徹次は「だとしても子供を置いて逃げるだなんて!」と反論し、「今思えば、あそこから俺の人生狂いだしたんだ!」と怒鳴りつける。

 すかさず光三郎が止めに入り、「もうやめようよ! これ以上、お父さんたちのまねしてお母さんいじめるのは。昔みたいに戻ろうよ。一緒に、お母さんが握ってくれたおにぎり食べてた時みたいに」と必死に訴えた。

 SNSでは「傷が痛むのは体じゃなくて心?」「次男とてもかわいそう。傷痍(しょうい)軍人でもあるし」「一番気の毒なの次男な感じするなー。でも立ち直りそうな気もするけど」「次男がひねくれるのは仕方がない部分はあるよね」「次男は改心の見込みがあるか」といった感想が書き込まれていた。

テレビ 最新記事