新宿野戦病院:仲野太賀が「金もうけ主義」の美容皮膚科医に 古い病院を「美容整形クリニックに」リニューアル願望

ドラマ「新宿野戦病院」で高峰享を演じる仲野太賀さん=フジテレビ提供
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ドラマ「新宿野戦病院」で高峰享を演じる仲野太賀さん=フジテレビ提供

 俳優の小池栄子さんと仲野太賀さんがダブル主演を務める連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系、水曜午後10時)。7月3日スタートで、宮藤官九郎さんが初めて手掛ける医療ドラマで、東京・歌舞伎町の路地にひっそり建つ「聖まごころ病院」を舞台に、米国籍の元軍医が「金もうけ主義」の美容皮膚科医や患者たちと繰り広げる救急医療エンターテインメントだ。

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 仲野さん演じる高峰享を紹介する。

 ◇金もうけ主義は父親譲り 聖まごころ病院で麻酔を勉強

 享は、叔父の古びた病院を、美容整形クリニックとしてリニューアルオープンする夢を抱いている美容皮膚科医。夜は「聖まごころ病院」で麻酔の勉強をし、昼は週3で広尾のクリニックでアンチエイジング療法を学んでいる。父親譲りの金もうけ主義者で、気取り屋タイプ。趣味は「港区女子とのギャラ飲み」だ。米国籍の元軍医、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池さん)との出会いから、生き方に変化が生じていく。

 ◇初回ストーリー

 NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛さん)が、新宿歌舞伎町で海外向けに歌舞伎町の魅力をアピールする動画を撮影していると、泥酔した女性と遭遇する。

 歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」では、美容皮膚科医の享ら個性豊かな医師たちが働いている。そこへ外科医不在の中、額から血を流し、他病院で受け入れを拒まれたホストのマモルがやってくる。さらに急性アルコール中毒でヨウコと、付き添いの南も搬送されてくる。

 診療費を払わず帰ったヨウコは後日、病院を再訪する。ヨウコは海外医師免許があり、元米国軍医として働いていたというが、日本の医師免許がないため、医療行為をすることができなかった。

 そんな中、南から病院に、銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを処置してほしい電話があった。享が「外科医がいないので対応できない」と拒否すると、南は難民申請の通っていないムハマドは他の病院に行くと、強制送還されてしまうと訴える。

 ムハマドたちの様子を見ていたヨウコは、彼を抱えて聖まごころ病院へ連れていく。動揺している病院の医師たちを横目に、ヨウコは処置を進めるが……。

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