良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
連続ドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)に出演する新川優愛さん(30)。昨年5月に第1子の出産を発表した新川さんは、連続ドラマへのレギュラー出演は、約2年ぶりとなった。「ブランクがある分、務まるかなという不安もあった」という新川さんに話を聞いた。
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「ほぼ2年ぐらいお仕事から離れていたので、『どうやってセリフを覚えるんだっけ?』とかおおまかなことすらも感覚を忘れていて。そのチャンネルを合わせるのが最初は難しかったなと思います」と振り返った新川さん。
不安もあったというが、現場を明るくしてくれる主演の木村昴さんの存在に助けられた。「良い意味で昴さんに乗っかっていけば良いんだと思ったら、不安も一気に吹っ飛びました」と笑顔を見せる。
ドラマは、爪切男さんによる同名エッセー(集英社文庫)が原作。偶然手に入れた小説を盗作し、一躍人気作家となった枝松脛男(木村さん)と、仕事運がない担当編集の片山美晴(新川さん)というポンコツコンビが、小説の真の作者を探すために奔走する……というコメディー。作者探しの鍵を握るのは、枝松が中学時代に恋をしたクラスメートの女子たちで、彼女たちとの思い出を回想しながら“真の作者”の正体に迫っていく。
「中学の頃のあの子、どうしてるかな?と卒業アルバムを開きたくなるような物語だなと思って撮影しています」と話す新川さん。自身は、派手ではなく、地味なタイプでもなく、普通の学生だったという。
昨年5月に第1子の出産を発表し、現在は子育てと仕事に励む日々。「毎日がてんやわんやで本当に大変なんです!」という新川さんだが、その両方がかけがえのない存在となっている。
「お仕事をさせてもらえているから、おうちに帰ったときに子供が可愛いなと思えたり。逆もしかりで、子供から元気や癒やしをもらっているから、また翌日お仕事を頑張れたり。両立を完璧にできているとは思わないけれど、心のバランスを保つのにどちらも必要なこと。私にとって、なくてはならないものだと思うようになりました」
現在、30歳の新川さん。「もっとしっかりして、かっこよくて、色気があって……」という“30歳”を想像していたというが、「全然そんなことなくって」と笑う。
「思い描いていた30歳とは違う30歳だと実感します。でも、楽しいのは楽しいですね。20代のときに頑張ってきたことが、ちょっとずつ形になることも多いと感じていて。そう思うと、20代の自分がもがいて、あがいていたあの時間は大事だったのかなと感じています」。
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