古舘佑太郎:古舘伊知郎の長男が大河初出演 「光る君へ」藤原通任役 「少しでも役者として成長した姿を見てもらえたら」

大河ドラマ「光る君へ」第41回に藤原通任役で登場した古舘佑太郎さん (C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」第41回に藤原通任役で登場した古舘佑太郎さん (C)NHK

 フリーアナウンサーの古舘伊知郎さんの長男で、俳優の古舘佑太郎さんが、10月27日放送のNHK大河ドラマ光る君へ」の第41回「揺らぎ」に藤原通任役で登場した。古舘さんは大河ドラマ初出演で「テレビ越しに見ていた『光る君へ』の世界に、自らが飛び込める日が来るとは思ってもいませんでした。知らせを聞いたときは、率直にとてもうれしかったのを今でも覚えています」と明かしてる。

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 演じる藤原通任は、藤原娍子の同母弟。道長が病の際に、これを喜ぶ公卿の一人とうわさされる。

 佑太郎さんは「今回、僕にとっては初の大河であり、ドラマ『六畳間のピアノマン』以来となる3年振りのNHK作品でもあるので、少しでも役者として成長した姿を皆さんに見てもらえたら、という気持ちでいっぱいです」とコメント。

 さらに「初日に衣装を着付けてもらったときは、貴族はこんなにも着込むのか!と思わずその重量感に驚きました。そして、舞台セットにて所作を習うと、自分の関節の固さにも驚きました。美しいあぐらの姿勢や、立ち上がりがとても難しかったです。この日からすぐヨガスタジオに入会して柔軟性を高める努力を始めました。クランクアップの日、あぐらからすっと立ち上がれたときは、自分の成長にこっそり感動を覚えました」と振り返る。

 ドラマについて「言葉遣いも、着ている服も、暮らしぶりも現代とは異なる遠い昔のお話なのに、今を生きる僕らを見ているような気持ちになりました」といい、「『人の想い』はいつの世も同じだ、とその美しくて切ない人間模様から教えてもらいました。一人の視聴者としては、シリアスな回でも個性豊かでユーモラスなキャラクターが出てきて、ふわっと光を照らしてくれるシーンが好きです」と話した。

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