良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
Netflixのドラマシリーズ「阿修羅のごとく」(2025年1月9日配信スタート)の完成報告会が12月2日、東京都内で行われ、四姉妹を演じた宮沢りえさん、尾野真千子さん、蒼井優さん、広瀬すずさんが出席した。途中、是枝裕和監督のビデオメッセージが流れ「宮沢さんと尾野さんだけだと収拾がつかない。それを蒼井さんがうまくまとめていただいていた感じ。(末っ子役の)すずが一番しっかりしていたと思う(笑)。楽しそうでした、端から見ていて幸せでした」と和気あいあいとした撮影エピソードが明かされた。
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是枝監督の“暴露”を受けて、宮沢さんは「本番以外はずっとしゃべっていて(笑)。監督が優しいので、話し終わるのを待ってくださっていました。私は実の兄妹はおりませんけど、実の妹ができた感じ」とにっこり。
“まとめ役”だったという蒼井さんは「セットの中でも収拾つかないときがあったので……18分間ずっとふざけつづけるっていう(笑)」と明かすと、すかさず尾野さんが「あんた根に持つわね」と冗談交じりにツッコミ。「仲が良かったということで(笑)」とまとめていた。
日本のホームドラマの礎を築いた脚本家・向田邦子の最高傑作として名高いドラマシリーズ「阿修羅のごとく」(1979~80年)のリメーク。かつて新人時代に向田と共に仕事をした八木康夫プロデューサーが企画し、「そして父になる」(2013年)や「万引き家族」(2018年)などで知られる是枝監督が手掛けた。原作と同じく1979年が舞台で、年老いた父の愛人問題をきっかけに、四姉妹が阿修羅のように時に争い、時に笑いながら、それぞれが本当の幸せと向き合っていく物語。
ビデオメッセージで是枝監督は「向田ファンとして一度はチャレンジしたかった脚本。それが日本のトップ女優によって実現しました。作品として素晴らしいものになった」と述べた。完成報告会には八木プロデューサーも登壇した。
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