娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?
最終回 捨て身の復讐、決着。
12月23日(火)放送分
橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第49回が12月5日に放送された。同回では、一人娘の真紀(大島美優さん)を阪神・淡路大震災で亡くした靴職人の“ナベさん”こと孝雄(緒形直人さん)の前に、真紀の幻影が現れる場面があり、視聴者の間で話題になった。
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第49回では、真紀を亡くしてから、さくら通り商店街の人々とも交流を絶ち、孤立している孝雄。この日も孝雄は、近所の町中華「太極軒」でビールを飲んで泥酔し、誰もいない自宅に帰った。
暗い部屋の中、孝雄は真紀の写真をいとおしそうに見つめ、優しく抱きしめた。「また、お酒飲んどん?」と声がして振り向くと、そこには優しくほほ笑む真紀の姿が。「もう、飲みすぎたらあかんやん!」とたしなめられた孝雄は、涙を浮かべながら真紀の手を握りしめた。
しかし我に返ると、孝雄が手を握っていた相手は、靴を持って来た歩(仲里依紗さん)だった。2人は困惑の表情を浮かべ、握っていた手を離した。孝雄は「もうやめてくれ。あんたを見ると、真紀を思い出す」と言って頭を抱えてしまった。
朝ドラでは、亡くなった登場人物が幽霊となって現れる演出も珍しくなく、前作「虎に翼」では、“イマジナリー”というワードで視聴者に親しまれた。SNSでは「朝ドラ名物幽霊キターー!」「朝ドラ名物幽霊、今回は真紀ちゃん」「イマジナリー真紀ちゃん……緒方直人に泣いた……圧巻の演技」「朝からぼろぼろ泣いてしまった」「何年もああやってお酒飲んでは真紀ちゃんを思い泣いてきたんだと思ったらつらすぎる」といった声が上がっていた。
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