海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の第7話が12月8日に放送された。沢村一樹さん演じる炭鉱長・辰雄による島民向けの呼びかけが、SNSで話題になった。
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坑内で、ガス爆発による火災が発生。火元の酸素を遮断することを目的に密閉作業を行うが、15人近くが負傷する事態になった。
辰雄は、島民向けの放送で「3日前の未明に起きた自然発火による坑内火災。鉱員、職員ともに懸命に消火にあたりましたが、火は消えていません。ガスも充満しています。よって消火は不可能と判断しました」と報告。
このままでは、不測の事態を招きかねないため、鉱員ら全員を坑内から撤退するよう指示。撤退が済み次第、火の消えていない深部区域を水没放棄することを発表した。
「端島は炭鉱の島です。石炭は我々の財産、生きる糧でした。しかし、本当の財産はここで生きている、働いている皆さんです。もう石炭がとれなくても、端島が終わっても、命にはかえられない。これ以上、甚大な事故を起こすわけにはいかない。この3日間の皆さんの働き、そして、この島で働く全ての人に、敬意を称します。ありがとう」
涙目になりながら、辰雄は「皆さんが生きている限り、この島のともしびは消えません!」と力強く訴えた。
SNSでは「炭鉱長の放送に泣くわ」「最後の炭鉱長の言葉が全てだし、救われる気がした。めちゃくちゃ泣いた」「中盤はドキュメンタリー見てるかと思うほどの切迫感。炭鉱長の思いは泣けた」「あの批判されまくってた炭鉱長が誰よりも端島の“人”たちを愛してるのが激エモ過ぎて爆泣きした」といった声が広がった。
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