海に眠るダイヤモンド:「皆さんが生きている限り、この島のともしびは消えません」 “炭鉱長”沢村一樹の放送に視聴者涙(ネタバレあり)

ドラマ「海に眠るダイヤモンド」第7話の一場面(C)TBSスパークル/TBS
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ドラマ「海に眠るダイヤモンド」第7話の一場面(C)TBSスパークル/TBS

 俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の第7話が12月8日に放送された。沢村一樹さん演じる炭鉱長・辰雄による島民向けの呼びかけが、SNSで話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 坑内で、ガス爆発による火災が発生。火元の酸素を遮断することを目的に密閉作業を行うが、15人近くが負傷する事態になった。

 辰雄は、島民向けの放送で「3日前の未明に起きた自然発火による坑内火災。鉱員、職員ともに懸命に消火にあたりましたが、火は消えていません。ガスも充満しています。よって消火は不可能と判断しました」と報告。

 このままでは、不測の事態を招きかねないため、鉱員ら全員を坑内から撤退するよう指示。撤退が済み次第、火の消えていない深部区域を水没放棄することを発表した。

 「端島は炭鉱の島です。石炭は我々の財産、生きる糧でした。しかし、本当の財産はここで生きている、働いている皆さんです。もう石炭がとれなくても、端島が終わっても、命にはかえられない。これ以上、甚大な事故を起こすわけにはいかない。この3日間の皆さんの働き、そして、この島で働く全ての人に、敬意を称します。ありがとう」

 涙目になりながら、辰雄は「皆さんが生きている限り、この島のともしびは消えません!」と力強く訴えた。

 SNSでは「炭鉱長の放送に泣くわ」「最後の炭鉱長の言葉が全てだし、救われる気がした。めちゃくちゃ泣いた」「中盤はドキュメンタリー見てるかと思うほどの切迫感。炭鉱長の思いは泣けた」「あの批判されまくってた炭鉱長が誰よりも端島の“人”たちを愛してるのが激エモ過ぎて爆泣きした」といった声が広がった。

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