良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の松坂桃李さんが、2027年NHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」で主演を務めることが3月3日、明らかになった。主人公となる幕臣・小栗忠順役になぜ松坂さんを抜てきしたのか。同日、東京・渋谷の同局で行われた会見で制作統括の勝田夏子さんが明かした。
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主人公の幕臣・小栗上野介忠順は、“勝海舟のライバル”と言われた男。日本初の遣米使節となって、新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才。だが、明治新政府に「逆賊」とされ、歴史の闇に葬られた幕臣の知られざる活躍を描く、スリリングな胸熱エンターテインメントとなる。ドラマ「きのう何食べた?」、連続テレビ小説「おかえりモネ」などで知られる安達奈緒子さんが脚本を担当する。
勝田さんは、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(2012年)、大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年)などで松坂さんと仕事をしてきた。
「演技力、お人柄ももちろんですが、作品の狙いとか。『なんでこれをやるのか?』という思いを的確に捉えてくださる」と松坂さんの魅力を語る。
幕末と現代は「似ている」という勝田さんは、「現代はいろんな価値観が崩れてきて、戦争や暴力がすぐそこにある。小栗さんの人生を振り返ることで、今を生きる我々にとってとても大きな記憶になると思いました。そういう思いを(松坂さんは)深く理解してくださっていますので、ご一緒するのがとても心強いです」と話した。
さらに、「(小栗と同じ)高潔さだったり、品格、絶対悪い人じゃない、という安心感を根っこからお持ちの方。彼の演技力に大変期待しています」と語った。
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