終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の多部未華子さん主演の連続ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(TBS系・火曜午後10時)の第1話が、4月1日に放送された。育児と家事に奮闘する専業主婦・村上詩穂を演じる多部さんについて、SNSで話題になった。
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ある日、詩穂は、隣に住む礼子(江口のりこさん)の息子・篤正が1人、ベランダで遊んでいることに気がつく。礼子は、部屋に入ることができないでいたが、詩穂には、ベランダに置いてあった荷物の上で夢中になって遊んでいる篤正が見えた。今にもベランダから転落しそうな気配があった。
この日、マンション5階から3歳の男の子が転落してしまったニュースを見たばかりの詩穂は「これって、今朝ニュースで見たやつ!?」と、血圧を上げた。
「ねっねっねえ、ねっねえねえ!」と大きな声で篤正に呼びかけた詩穂。「そこ、のぼっちゃダメだよ。下りよう!」と諭す。ところが、篤正から「おばさん」と呼ばれてしまい、「お、おば……おばさん!?」と面食らう。「おばさん」と呼ばれたのは人生初めてだった。
そんな中、篤正が手にしていた恐竜のおもちゃが、ベランダから落ちてしまう。おもちゃを取ろうと身を乗り出す篤正を見て、詩穂は「あっ! ちょっちょっちょっちょっ、ちょっと待って! ゲームしようゲーム! 今から10数えます。その間、そこでじっとしててくれてたら篤正くんの勝ち!」と必死の形相で提案する。詩穂は、玄関前で困り顔をしていた礼子の元へ行き「篤正くんがベランダに出てる!」と伝え、すぐさま「現場」に取って返した。
恐怖心を抑え、壁伝いで礼子の家のベランダへ行き、篤正を何とか確保し、事なきを得た。
SNSでは「多部ちゃんの明るさと可愛さが最高」「多部ちゃんが演じる明るいヒロイン好きだなあ」「やっぱり多部ちゃん可愛いすぎだし演技が好き」「ママになったからこそ出せる温かみがとても良くて、かわいくてきれいで表情豊かでほんとすてきだった」「多部未華子ほどココロの声のナレーションにピッタリの顔芸ができる女優をワタシは知らない(笑)」といったコメントがずらり。
「1話の時点では好きな火10の予感!」「火曜22時の多部ちゃんていいよね」「多部ちゃんのドラマはハズレがない」「キャスティング最高!」という意見も上がっていた。
原作は、朱野帰子さんの小説「対岸の家事」(講談社文庫)。主人公とは異なる立場や考え方を持つ「対岸にいる人たち」との交流を通し、家事という「終わりなき仕事」を描く。多部さんは「私の家政夫ナギサさん」(2020年)以来、5年ぶり2度目の同枠主演となる。
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