べらぼう:ビジュアル一新! 世にいう「寛政の改革」、もがき続ける“蔦重”横浜流星 「終末に向かう力強さと儚さ」写し出す

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の最後のキービジュアル (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の最後のキービジュアル (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)のキービジュアル第3弾がこのほど、公式サイトなどで公開された。本作にとって、最後のキービジュアルとなる。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 物語は、田沼意次の時代が終わり、松平定信が幕府の政治を主導する世にいう「寛政の改革」へと突入。倹約令や出版統制が強まり、人々の楽しみや文化までも制限される中、それでも“粋で、自由な未来”を見据え、書をもって、もがき続ける蔦重。その姿が今回のビジュアルのテーマで、江戸の人々が入り乱れる中、一人何かを強く感じ、どこかはかなくも先を見据える蔦重の姿が写し出されている。

 撮影を担当した写真家の今村圭佑さんは「終末に向かう力強さと儚さが、1年以上蔦屋重三郎をまとってきた横浜流星の感情と共に写ってくれればとお手伝いさせていただきました」とコメント。

 アートディレクターの加藤秀幸さんは「大河ドラマをデザインすることは、独立以来の夢でした。作品に関わる多くのスタッフの皆さまとの対話や試行錯誤を重ねながら、一つの世界観を形にできたことを大変うれしく思います。多くの力が結集して生まれたこのポスターが、作品の魅力を伝える一助となれば幸いでございます」と話している。

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