見上愛:歌、習字、なぎなたの稽古にワクワク「学生の頃と同じ気持ちに」 来春朝ドラ「風、薫る」は歌唱シーンから撮影スタート

連続テレビ小説「風、薫る」クランクイン会見に出席した見上愛さん
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連続テレビ小説「風、薫る」クランクイン会見に出席した見上愛さん

 俳優の見上愛さんが9月14日、大雄寺(栃木県大田原市)で行われた、来春スタートする上坂樹里さんとダブル主演を務める2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」のクランクイン会見に出席。主人公の一人、一ノ瀬りんを演じる見上さんは、歌や習字などさまざまな稽古(けいこ)に励んでいるといい、「学生の頃と同じ気持ちになりました」と語った。

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 今年1月のヒロイン発表会見では、涙を流して起用を喜んだ見上さん。半年の準備期間では、習字、武家の所作、栃木ことば、なぎなた、歌など、さまざまな稽古に臨んだという。

 多忙なスケジュールの中、朝から夜まで稽古に励む日もあったといい、「1日で6限ぐらい、学校みたいにお稽古していたんですよ。朝入るとまず皆さんとごあいさつして、台本について質問しながら朝礼を行い、『1限目は音楽の授業です』とか皆さんがそういうふうに言ってくださったので、すごくワクワクして取り組むことができました」と笑顔を見せる。

 見上さんは学生時代に、書道や水泳、バレエ、リトミックなどさまざまな習い事をしていたといい、「習い事が好きでたくさんやっていたので、その頃を思い出して。1回言われたことを次のお稽古では言われないように練習してこようみたいな、学生の頃と同じ気持ちになりました」と話した。

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 9月8日にクランクインし、歌唱シーンからスタート。「明治の歌なので、音程がかなり難しくて、段取りの時はなかなか音程が合わなかったんです。本番までになんとか先生と練習をして、『絶対1回でOKを出すぞ!』って意気込んだスタートでした」と振り返った。

 制作統括の松園武大チーフ・プロデューサーは、見上さんともう一人の主人公、大家直美を演じる上坂さんの稽古の様子について、「休みがいらないという勢いで集中されていて、『こういう課題があったね』ということがあれば、次の稽古までに必ずできるように、家で練習してきてくださるんです。2人の役に対する熱意、向き合い方にはすごいものがあるなと感じています」と感心していた。

 「風、薫る」は、連続テレビ小説の第114作。明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。

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