もしがく:三谷作品の“常連”小池栄子がキーパーソンのダンサー役に 巨大オープンセットで“あの頃”の渋谷を再現

ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演する小池栄子さん(C)フジテレビ
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ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演する小池栄子さん(C)フジテレビ

 俳優の小池栄子さんが、10月1日にスタートする三谷幸喜さん脚本、菅田将暉さん主演のフジテレビ系“水10”ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(水曜午後10時、初回30分拡大)に出演することが明らかになった。

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 ドラマは1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷さんの半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。若者文化の中心地として活気づく渋谷の片隅で、まだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様を“三谷ワールド”全開で描く。三谷さんによる25年ぶりのゴールデン・プライム帯民放連ドラで、演出は「コード・ブルー」などの西浦正記さんが務める。

 菅田さんが、成功を夢見る主人公の劇団演出家・久部三成を演じ、二階堂ふみさんがミステリアスなダンサー・倖田リカを、神木隆之介さんは“三谷青年”をモチーフにした新人の放送作家・蓬莱省吾を、浜辺美波さんは渋谷にひっそりとたたずむ八分(はっぷん)神社の巫女(みこ)・江頭樹里を演じる。

 映画「記憶にございません!」(2019年)、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年)など三谷作品の常連でもある小池さんが今回演じるのは、ダンサーのいざなぎダンカン。第1話のストーリーに大きく関わることになるという。

 本作のために巨大なオープンセットを千葉県茂原市に建設されたことも明かされた。近年の連ドラではまれな試みで、当時の渋谷を細部にわたって再現。菅田さんをはじめとした豪華キャスト陣が“この街”で芝居を繰り広げる。

 ◇小池栄子さんのコメント

 三谷さんの描く久しぶりの連ドラに濃い役者さんたちがそろい、しかも自分が好きな80年代の東京が舞台。ワクワクしながら参加しました。作品のためだけに作られたオープンセットに感動し、役者、スタッフの熱量に心震えました。どうぞお楽しみに!

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