ドラマ1週間:ポルノグラフィティ「アゲハ蝶」ドラマ主題歌に 「あんぱん」脚本家が最終回せりふ秘話

「アゲハ蝶」が連続ドラマ「良いこと悪いこと」の主題歌に決まったポルノグラフィティ
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「アゲハ蝶」が連続ドラマ「良いこと悪いこと」の主題歌に決まったポルノグラフィティ

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(9月20~26日)は、ロックバンド「ポルノグラフィティ」の名曲「アゲハ蝶」が、日本テレビ系の連続ドラマ「良いこと悪いこと」の主題歌に決まったこと、連続テレビ小説「あんぱん」の「最終回を見る会」が高知市内で開催されたことがなどが話題になった。前後編で取り上げる。

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 9月24日、ロックバンド「ポルノグラフィティ」が2001年にリリースした名曲「アゲハ蝶」が、間宮祥太朗さんと新木優子さんがダブル主演を務める日本テレビ系の連続ドラマ「良いこと悪いこと」(土曜午後9時)の主題歌に決まったことが分かった。岡野昭仁さんは「正直とても驚きました」、新藤晴一さんは「思ってもみなかったことで光栄です」と語った。ドラマは、小学校時代の同級生の不審死にまつわる考察ミステリー。同窓会で、クラスメート6人の顔が塗りつぶされた卒業アルバムがタイムカプセルから出てきたことをきっかけに、同級生の不審死が起きる。小学生の時にクラスのリーダー的存在で「キング」と呼ばれていた高木将(間宮さん)と、同級生で「どの子」と呼ばれていた猿橋園子(新木さん)は、手を組み、同級生の不審死の真相と謎に迫る。ドラマは10月11日スタート。

 24日、俳優の水谷豊さんと寺脇康文さんが出演する人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の25周年記念特別PR映像が、テレビ朝日ドラマ公式YouTubeチャンネルで公開された。10月15日放送開始の「season24」で記念公開された映像には、杉下右京(水谷さん)と“歴代相棒”の亀山薫(寺脇康文さん)、神戸尊(及川光博さん)、甲斐享(成宮寛貴さん)、冠城亘(反町隆史さん)の登場シーンや、右京が「官房長おおおおお!」と叫ぶ名場面が登場する。15日までの期間限定公開。プライベートでも大の仲良しの水谷さんと「とんねるず」の木梨憲武さんが、行き当たりばったりの2人旅に繰り出す人気特番「豊さんと憲武ちゃん!旅する相棒」最新作の放送も決定した。10月5日午後3時20分から放送される(テレビ朝日系※一部地域を除く)。

 25日、お笑いコンビ「ダイアン」の津田篤宏さんが、10月10日にスタートするTBS系の連続ドラマ「フェイクマミー」(金曜午後10時)に出演することが明らかになった。波瑠さんと川栄李奈さんがダブル主演。金曜ドラマ初出演の津田さんは「全方向から撮られました(笑)」とユーモアたっぷりにコメントしている。シナリオコンクール「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」第1回で大賞を受賞した園村三さんの受賞作を連ドラ化。突発的に会社を辞めてしまい、転職に苦戦していた花村薫(波瑠さん)はベンチャー企業「RAINBOWLAB」の面接を受けたことをきっかけに、社長でシングルマザーの日高茉海恵(川栄さん)と出会い、名門私立小学校を受ける娘のために替え玉として親子面接を受けてほしいと頼まれるが……というストーリー。

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 26日、日本中央競馬会(JRA)の武豊騎手が、10月12日にスタートするTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)の第1話に本人役で出演することが分かった。武騎手は、今年6月にG1レース「宝塚記念」を制し、連続重賞勝利記録を39年に更新。昨年、東京競馬場でJRA通算4500勝を達成し、JRA騎手として2人目となる黄綬褒章を受章した。現在も4607勝(9月26日現在)と、記録を更新し続けている。ドラマは早見和真さんの同名小説が原作。税理士事務所を営む父のことを尊敬してきた栗須栄治(妻夫木聡さん)だが、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなる。そんな中、馬主である山王耕造(佐藤浩市さん)との出会いにより、突然止まってしまった人生が大きく動き出すことに……というストーリー。

 26日、俳優の天海祐希さんが東京都内で行われた主演ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系)のファン大感謝イベントに登場。共演の田中哲司さん、でんでんさん、小日向文世さんらから「怖い」と舞台裏を暴露された。「緊急取調室」は、天海さん演じる取調官・真壁有希子ら警視庁捜査1課「緊急事案対応取調班(通称キントリ)」が、凶悪犯たちと一進一退の心理戦を繰り広げる人気シリーズ。第5シーズンが10月16日から木曜午後9時に放送、12月26日にはシリーズ完結作「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』」が公開される。天海さんは会場を見渡しながら「ここにいる心強い皆さんと12年突っ走ってきました。ラストシーズンになりますが、皆さんに楽しんでいただけるように撮影を頑張っています」と話した。

 26日、連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」の「最終回を見る会」が高知県立県民文化ホール(高知市)で開催され、脚本家の中園ミホさんが出席。中園さんは、同日に放送された最終回について「やなせたかしさんの言葉をたくさん散りばめた」と明かした。中園さんは「最終回についてはやなせたかしさんのエッセーの中で書かれている言葉をたくさん散りばめていて、のぶ(今田美桜さん)が新聞記者のインタビューに答えているシーンも、暢さんの言葉そのものです。やなせ夫妻は、本当にドラマで演じられたような夫婦だったんじゃないかなと思っています」と語った。「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と暢さん(1918年~1993年)夫婦をモデルに。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描いた。

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