田鎖ブラザーズ
ep.06
5月22日(金)放送分
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)が9月29日、スタートした。松野トキ(高石さん)とレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)夫婦を見守る存在として、お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」が演じる蛇(渡辺江里子さん)と蛙(木村美穂さん)が登場したが、“語り”のような役割を、なぜ蛇と蛙に託したのか、制作統括の橋爪國臣さんに理由を聞いた。
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今回、一般的なナレーションではなく、作中にも登場し、応援もかねた語り部の役割を担っているという蛇と蛙。
橋爪さんは「毎日のドラマなのでナレーション的な何かが必要だという話は、(脚本の)ふじきみつ彦さんとしました。でも、ナレーションというのも違い、登場人物が一人称で語る……というのも違うなと。ドラマをご覧になられると分かると思いますが、トキちゃんは時代の中でつらい思いをして、大変なこともいっぱい起こります。そこを明るく、応援してくれるスパイスになれば」と語る。
なぜ蛇と蛙にしたかというと、ヘブンのモデルとなった小泉八雲の家に蛇と蛙がいたこと、彼が残した文章にも蛇と蛙が登場するなど、ゆかりのある動物だったからだという。
「(小泉が)残した文章とかを調べると池にいる蛙を蛇が食べようとして、それがかわいそうだと思って、自分が食べたステーキを蛇にあげて、その間に蛙が逃げられるようにしたみたいなストーリーがあり、小泉八雲さんも自画像は蛙だったりするんです。近くで2人を見守ってくれるとうれしいなと思い、蛇と蛙にしました」と説明した。
阿佐ヶ谷姉妹については「阿佐ヶ谷姉妹さんが2人で楽しく応援してくれるとなると、ドラマとして楽しく見られますし、視聴者に寄り添ってくれるところもある」と信頼を寄せる。続けて「ふじきさんと昔から一緒にやられているのもあり、ふじきさんの本を理解してくれている阿佐ヶ谷姉妹さんにお願いしました。蛇と蛙の配役については普段の漫才の立ち位置だったり、自然とそうなったという感じです」と話した。
また、“語り”という肩書を使わなかった理由を聞くと、「連続テレビ小説は半分くらいナレーションの紙芝居みたいなドラマから始まり、代々語りと使われていますが、何かを語っていくよりは、物語の登場人物として一緒に見守ってほしいという思いがあり、あえて語りとは書かずに蛇と蛙を登場人物としてさせていただきました」と明かした。
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