新プロジェクトX:プレステ開発テーマに 久夛良木健氏ら出演 ソニー&任天堂“幻の試作機”も

「新プロジェクトX」「異端児たちのゲーム機革命 ~電機メーカー 新時代への一手~」(C)NHK
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「新プロジェクトX」「異端児たちのゲーム機革命 ~電機メーカー 新時代への一手~」(C)NHK

 NHKのドキュメンタリー「新プロジェクトX~挑戦者たち~」(総合、土曜午後8時)でソニーのゲーム機「プレイステーション」が取り上げられることが明らかになった。10月11日の放送は「異端児たちのゲーム機革命 ~電機メーカー 新時代への一手~」と題して、プレイステーションの“生みの親”で、後にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の社長も務めた久夛良木健さんを迎え、開発をめぐるドラマを振り返る。

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 「異端のエンジニア・久夛良木 突然の飛び込みから結実した、『スーパーファミコン』の音声チップ そして生まれた、ソニーと任天堂による“幻の試作機”」、「しかし、突然の開発一時中止・・・ 社内批判が巻き起こる中、独自ゲーム機開発へ『Do it!』」、「リアルタイム3DCG実現の壁 東芝の半導体技術者との運命の出会い」「“電機メーカーのゲーム機”、集まらないソフトメーカー 先駆者・ナムコと起死回生のティラノサウルス」といったテーマで開発の舞台裏を探る。開発リーダーを務めた久夛良木さんのほか、SCEを立ち上げた丸山茂雄さん、ゲームクリエーターの坂上陽三さんも出演する。

 ◇見どころ

 日本の電機メーカーが世界を変えた、ゲーム機開発劇。そこには、「ゲームを大人も楽しめるエンタメへ」と夢を掲げた異端の技術者と、長年、日の目を見なかった半導体開発者との運命の出会いがあった。業界からは無謀だという意見が飛び交う中、3D技術を導入し、臨場感あふれる革新的なゲーム機を開発した。今や、音楽や映画の市場規模を上回り、エンタメの王道となったゲーム。その黎明期を切り拓ひらいた者たちの熱きドラマである。

 ◇MCのコメント

 ・有馬嘉男さん

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 かつて“エレキの雄”と呼ばれたソニーはいま、映画や音楽、ゲームを軸とした世界的エンターテインメント企業へと変貌しました。その中でもゲーム事業は会社の大黒柱。「プレイステーション」の開発がその始まりでした。無名の技術者たちが情熱を注いだ日々――革新が生みだされる瞬間をお見逃しなく!

 ・森花子さん

 今や私たちの生活に当たり前のように浸透している“ゲーム”ですが、この未来を40年前に思い描く事ができた人はどれだけいるのでしょうか。今回は、そんな未来を計算していた異才のエンジニアの物語。想像した未来を実現するヒントが満載です。

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