べらぼう:第38回「地本問屋仲間事之始」視聴率8.9% 歌麿はおきよさんの亡骸から離れず

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」のロゴ (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第38回「地本問屋仲間事之始」が、10月5日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯8.9%、個人5.1%だったことが分かった。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第38回では、蔦重(横浜さん)は、歌麿(染谷将太さん)の元を訪ねると、体調を崩し、寝込むきよ(藤間爽子さん)の姿があった。そんな中、蔦重は鶴屋(風間俊介さん)のはからいで、口論の末、けんか別れした政演(京伝、古川雄大さん)と再び会う。一方、定信(井上祐貴さん)は平蔵(中村隼人さん)を呼び、昇進をちらつかせ、人足寄場を作るよう命じる。

 さらに定信は、改革の手を緩めず、学問や思想に厳しい目を向け、出版統制を行い……と展開した。

 同回では、梅毒に罹ったきよがこの世を去るも、亡骸のそばで絵を描き続ける歌麿の姿に視聴者も胸を痛めた。

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