ぼくほし:「テレビドラマ史に刻まれる名場面」も 磯村勇斗、民放連ドラ初主演作がギャラクシー賞月間賞受賞 

磯村勇斗さん主演の連続ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」のビジュアル=カンテレ提供
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磯村勇斗さん主演の連続ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」のビジュアル=カンテレ提供

 俳優の磯村勇斗さん主演の7月期の連続ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らないぼくほし)」(カンテレ・フジテレビ系)が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門の9月度月間賞を受賞したことが明らかになった。

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 ドラマは、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村さん)が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。磯村勇斗さんは民放連ドラ初主演。

 放送批評懇談会は「スクールロイヤーを主人公に、宮沢賢治的思想を巧みに織り込んだ本作は、単なる学園ドラマではなく、生徒たちとの出会いを通し、主人公が変容していく姿を細やかに描き、人間ドラマとした。特に星空と対話するかのような手作りプラネタリウムのシーンは、紡がれる言葉の美しさと情景の詩情においてテレビドラマ史に刻まれる名場面となった」と作品を評している。

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