吉永小百合:昨年、肋骨骨折 治るまで「カルシウムをいっぱい食べておりました」 独立のきっかけは高倉健さんとの共演 「徹子の部屋」で

12月22日放送の「徹子の部屋」に出演した吉永小百合さん=テレビ朝日提供
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12月22日放送の「徹子の部屋」に出演した吉永小百合さん=テレビ朝日提供

 俳優の吉永小百合さんが、12月22日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。俳優の高倉健さんとの出会いで変化した俳優人生や昨年、撮影中に肋骨を骨折したことなどを語った。

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 高倉さんと共演した映画「動乱」(1980年)は1年がかりでつくられた。当時、高倉さんはいろいろと面白い話をしてくれたという。「笑ってばかりいましたけれど、そういうところでたぶんリフレッシュなさって、仕事中はストイックにされている」と表現する。

 現場では、スタッフのみんながプロ中のプロとして作品に携わっていた。これが本当の映画作りだと思った。「私も映画の世界で、こういう形で、他の仕事を入れない、それだけで1年過ごすような形でやりたいと思って、マネジャーなどは置かないで1人で、自分でこれをやりたい、これはできますと、イエス・ノーをはっきり言って、仕事に向かう形にしたんです」と独立のきっかけを明かした。

 出演料の交渉なども自分でするようになった。当時は前の晩からあれこれ考えて眠れないこともあったという。「最近ではだいたい(私の出演料の)相場がありまして、何も言わなくても、いただける」と笑顔で語る。スタッフはいるが、今もマネジャーはいないという。

 124本目の最新作「てっぺんの向こうにあなたがいる」を撮影していた時、肋骨を骨折した。昨年、富士山で撮影したが、午後からガスがわくので、朝早く撮影することになった。「目覚まし時計を(午前)3時半にセットして、鳴ったので止めようと思ってベッドから足を出して行ったら、そこでドーンと大きな椅子にぶつかって、胸を打った」とか。

 ロケでリュックを背負うと少し痛い。我慢して何日間か撮影した。東京に戻って医師に診(み)てもらうと、「肋骨がぱっきり折れてます」。コルセットのようなもので固定して治るのを待った。6週間はかかると言われたが、5週間目で診てもらったところ「きちんとつながりました」と言われた。「その間はメザシとか、そういうカルシウムをいっぱい食べておりました」と話していた。

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