ばけばけ:呼び方、あいさつのキス…… トキとヘブンの新生活にはハードルがいっぱい 視聴者が最もクギヅケになった場面は? 第72回の注目度データ

連続テレビ小説「ばけばけ」のロゴ (C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」のロゴ (C)NHK

 俳優の高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第72回(1月13日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者が画面にクギヅケになっていた割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、最高値は午前8時0分の67.2%だった。

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 「ばけばけ」は113作目の朝ドラ。ヒロインの松野トキと、その夫となるレフカダ・ヘブンのモデルは、松江の没落士族の娘、小泉セツと、「怪談」などの著作で知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)だ。ドラマの中では大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描くという。

 ◇トキとヘブンの新生活がスタート

 第72回は、トキ(高石さん)とヘブン(トミー・バストウさん)の新生活がいよいよ本格的に始まる。新居で迎える初めての朝食で、初めて食べるトキの手料理にヘブンは驚く。そこに、引っ越しを聞きつけた新聞記者の梶谷(岩崎う大さん)が取材にやって来る。

 テレビの前の視聴者のうち、画面に視線がクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」はこの日、やや低調。最高値は、開始すぐの午前8時0分の67.0%で、その後は60%台半ばがやっとだった。恐らく、翌日以降の展開に結び付くであろう“ネタ”をちりばめたような回だったので、視聴者の関心をぎゅっとつかむような場面はなかったのかもしれない。

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 ◇ピークは「おやすみなさい、ヘブン」 1人でさまざまな呼び方を試すトキ

 最大のピークとなった注目度67.0%の午前8時0分は、2人分の布団を並べた部屋でヘブンの仕事が終わるのをトキが待っている場面。前日の第71回ラストで、呼び方を「ヘブン先生のままじゃだめですか」と言っていたトキが、1人でさまざまな呼び方を試している。

 「おやすみなさい、ヘブン」「ヘブンさん」
 「ヘブンさん。ひじが当たっちょります」
 「ヘブンさん、はさまっちょりますよ」

 ここまで試すと、「無理~」と恥ずかしくてうつむいてしまう。その時、物音がして、目の前にヘブンの姿が。思わずトキは悲鳴を上げる。トキの様子を見ていたのであろう。「まだ、寝る、ない」というヘブンが少し笑っている。「お待ちしていました」と少し照れながら、星座の姿勢から頭を下げるトキがかわいらしい。そんな微笑ましい場面だ。

 ◇あいさつのキスを断られ、怒るヘブン

 その後、注目度はオープニングで50%台まで下がった後、60%台前半をうろちょろする時間が長かった。午前8時0分を除くと、午前8時11分(65.3%)と午前8時12分(65.8%)が唯一の“山”となった。

 午前8時11分は、出勤前のヘブンがトキの頬にキスしようとして、トキが慌てる場面。「ここは日本ですき」と拒むトキに、ヘブンが「セイヨウ(西洋)のヤリカタ、ネガイマス」と真顔で頼むのが笑ってしまう。結局、トキに「それだけは」と断られ、怒りのあまり、用意されていた人力車に乗らずに学校へと向かう。

 午前8時12分は、別の日の朝、ヘブンの自宅に島根県知事の江藤安宗(佐野史郎さん)が引っ越しのお祝いのため突然やって来る場面だった。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。(文・佐々本浩材/MANTAN)

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