テミスの不確かな法廷:3週ぶり放送再開へ 驚きの伏線回収ある? “安堂”松山ケンイチも「まさか」 チーフ演出語る今後の見どころ

松山ケンイチさん主演の「ドラマ10『テミスの不確かな法廷』」 (C)NHK
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松山ケンイチさん主演の「ドラマ10『テミスの不確かな法廷』」 (C)NHK

 俳優の松山ケンイチさん主演のNHKの「ドラマ10テミスの不確かな法廷』」(総合、火曜午後10時)は、2月24日から3週ぶりに放送が再開される。同日放送の第6話から物語はいよいよクライマックスへと向かうといい、「新展開予告2分PR」映像には、「再審請求」「対峙(たいじ)する親子」「安堂(松山さん)がたどり着く真実とは」と紹介されている。チーフ演出の吉川久岳さんが、松山さんの演技と今後の見どころについて語った。

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 「テミスの不確かな法廷」は、直島翔さんによる異色のリーガルミステリーが原作。発達障害を抱えた裁判官が、⾃らの特性と格闘しながら難解な事件に挑む法廷ヒューマンドラマで、脚本を、フジテレビ系の連続ドラマ「イチケイのカラス」や「絶対零度」シリーズなどの浜田秀哉さんが手がける。

 主人公・安堂清春は、幼少期に ASD(自閉スペクトラム症)と ADHD(注意欠如多動症)の診断を受け、主治医の助言をもとに、“普通”であろうとコミュニケーションや振る舞い方を学んできた。発達障害ゆえに社会になじめない彼が裁判官になったのは、法律だけは個人の特性に関わらず変わらないルールだから。法律を学ぶことで自分も社会の一員になれると信じた。⼀⽅で、空気を読まずに発⾔したり、突発的な⾏動をとってしまう⾃分でも抑えられない衝動から、⼈と関わることを恐れてきた。しかし本当は⼈の気持ちを理解し、社会に溶け込みたいと思っている。

 吉川さんは、安堂を演じる松山さんについて「第1話の冒頭で、安堂が歩道のタイルに沿ってまっすぐ歩いていくところは特 に印象深い場面の一つです」と明かす。

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 「あえて安堂の表情を見せずに彼が抱えている悲しさを表現したかったんですけど、すごく難しいなとも思っていて。撮影初日で、松山さんも探り探り演じている部分があったと思いますが、リュックを背負 ったその背中がものすごく悲しそうに見えて手応えを感じることができました。安堂というキャラクターを理解するうえでも重要な意味を持つシーンです」

 吉川さんは今後放送される第7話「裁判所主導の職権主義」と第8話「向き合う覚悟」の演出も担当する。

 「第7話と第8話についてはまだお話しできない部分が多いのですが、25年前の事件の真相を追究していく中で、地裁の人々の安堂に対する理解が深まっていったり、チーム感が色濃くなっていくのも見どころの一つだと思います。物語の前半で描かれていた伏線がこんなところにつながっているのかという驚きの展開もありますし、最後に安堂が法廷で何を話すのかというところもぜひご注目いただけたらと思います。松山さん自身も『まさかこんなふうになると思っていなかった』と驚いていたくらい、松山さんと安堂が一体となった芝居に、最後までぜひご期待ください」

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