風、薫る:看護婦養成所に集まった女性7人 視聴者が最もクギヅケになったのは誰? 第21回を「注目度」データで振り返る

連続テレビ小説「風、薫る」のロゴ (C)NHK
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連続テレビ小説「風、薫る」のロゴ (C)NHK

 俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第21回(4月27日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時13分の71.7%だった。

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 「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。

 ◇注目度は緩やかに上昇

 第21回は、看護婦養成所に1期生として集まったのは、りん(見上さん)、直美(上坂樹里さん)に加え、多江(生田絵梨花さん)、喜代(菊池亜希子さん)、ゆき(中井友望さん)、しのぶ(木越明さん)、トメ(原嶋凛さん)の7人。年齢も個性も異なる7人の寮生活が始まった。

 テレビの前の視聴者のうち、画面を注視していた人の割合を示す「注目度」は、開始早々はやや低かったものの、午前8時3分以降は緩やかに右肩上がりで上昇。終盤に70%超えでピークを迎えるグラフを描いた。

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 ◇「かわいい? おらが? どこが~?」

 この日のピークは午前8時13分の71.7%で、寮の部屋に入った7人が、それぞれ自己紹介を始める場面だ。

 口火を切った東京・日本橋の呉服屋の四女、柳田しのぶ(木越明さん)に続き、江戸時代には奥医師をしていた家に生まれた玉田多江(生田絵梨花さん)やりんが話した後が、午前8時13分台。泉喜代(菊池亜希子さん)が7人の中で最年長32歳だと説明すると、青森県出身で裕福な農家の末っ子、工藤トメ(原嶋凛さん)が「三十路越えだら、うちの方だばさ」と方言全開で急に会話に入ってくる。しのぶが「二十歳? かわいい、トメさん」と返すと、「かわいい? おらが? どこが~?」と照れまくるトメが確かにかわいい。

 ただ、そんな雰囲気についていけない直美は「何このやりとり」とあきれ、多江は「女子のなれあい、うっとうしい」とつぶやく。全員の視線が多江に集中したあたりまでが13分台だ。直美と多江は最初から衝突ばかりの2人だが、こういう点はキレイに一致するというのが面白い。

 朝ドラ「虎に翼」でも、明律大学女子部でヒロイン虎子や仲間たちがぶつかり合いながらも 法を学び一緒に道を開こうとする姿は美しかった。今回は7人でどんなドラマが展開されるのだろうか。

 活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。(文・佐々本浩材/MANTAN)

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