夏木マリ:「男は女が作っていく」 映画「パーマネント野ばら」イベントで恋愛相談

「パーマネント野ばら」試写会に登場した夏木マリさん
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「パーマネント野ばら」試写会に登場した夏木マリさん

 女優の夏木マリさんが10日、スペースFS汐留(東京都港区)で開かれた映画「パーマネント野ばら」のガールズトークイベント試写会に登場し、劇中で親子を演じる女優・菅野美穂さんと共にさまざまな女性の恋愛相談に応えた。夏木さんはフリーターでパチンコ好きのいわゆる「だめんず」に恋しているという悩みに「男の人は女の人が作ってくんですよ」とはっぱをかけた。

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 イベントは、作品のテーマである“恋”にちなみ、世の女性たちのリアルな恋愛相談に答えるべくツイッターや会場から集めた女性の悩みに生で回答。「だめんず」との恋愛について、夏木さんは「徹底的にその人に付き合うしかないんじゃない? だって今ほれているわけだから。そういう人が好きな時もあるじゃない。ボロボロになるのも恋の勉強」と背中を押した。菅野さんも「本当に嫌になるまでとことん好きになっていいんじゃないですか? そうじゃないと後悔しますよね。本人がどうしたいかですよ」と応援した。夏木さんは「行くだけ行って、彼が改心しなければ、ぐちゃぐちゃになって別れる。お金も時間も使ったけれど、勉強になったわ、ということで。向かっていくことが大切」と前向きな恋愛論を語った。

 他に会場から「恋をすると一直線になって相手が引いてしまう」という相談も出された。夏木さんは「私ありますね、それ」と共感。「自分で仕切るのが好きなの。旅行とか特に。もう、代理店のようになっちゃって、分刻みでスケジュールとか作ってたら、ある人は逃げていきましたね。ほどほどがいいみたい」と自身の体験をもとにアドバイスした。それに対し菅野さんは「それで逃げるような男の人なんて。自分らしくいられないということですから。ある程度自分のやりたいようにして、それでも残ってくれる人がいいと思います」とバッサリ切った。

 「パーマネント野ばら」は、「毎日かあさん」などで知られるマンガ家の西原理恵子さんが月刊誌「新潮45」(新潮社)に連載していたマンガが原作。映画は22日に全国ロードショーされる。(毎日新聞デジタル)

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