菅野美穂:「はちゃめちゃな女の一生懸命さ見て」 映画「パーマネント野ばら」初日

 女優の菅野美穂さん8年ぶりの映画主演作となった「パーマネント野ばら」(吉田大八監督)の初日舞台あいさつが22日、映画館「新宿ピカデリー」(東京都新宿区)で行われ、菅野さんは「私は比較的抑えた役どころですが、はちゃめちゃな女の人たちの一生懸命生きている姿を見て、優しい気持ちになってもらえたら」と呼びかけた。

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 「パーマネント野ばら」は、「毎日かあさん」などで知られるマンガ家の西原理恵子さんが月刊誌「新潮45」(新潮社)に連載していた同名マンガが原作。一人娘を連れて田舎に出戻ったなおこ(菅野さん)と、町で唯一の美容室に集う女性たちの悲喜こもごもの恋模様を描かれている。

 菅野さんは、恋人役の江口洋介さんについて「本当にすてきな方で、撮影の現場でも(小池)栄子ちゃんと『江口さんかっこいいよね』と言っていたら、突然上から水が落ちてきた。ばちが当たりました」と謎のハプニングを披露。なおこと一緒に美容室を切り盛りする母まさ子役の夏木マリさんはダメな男性に振り回される女性たちのたまり場となる美容院でのシーンについて、「西原さんのユーモアあふれる、下ネタ満載の場所になっています」と笑顔で語った。

 舞台あいさつにはこの他、小池栄子さん、池脇千鶴さん、江口洋介さん、宇崎竜童さん、子役の畠山紬さん、吉田監督が出席した。(毎日新聞デジタル)

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