バトルスピリッツ ブレイヴ：アニメ第3弾制作会見　「幅広いファンがかっこいいと思うアニメに」

　カードゲーム「バトルスピリッツ（バトスピ）」のテレビアニメシリーズ第3弾「バトルスピリッツ　ブレイヴ」の制作会見が15日、東京ビッグサイトで開幕した「東京おもちゃショー」のバンダイブースで開かれた。西森章監督は「前作ではみ出した部分をそぎ落とし、さらにかっこいいものを目指しています。幅広いファンがかっこいいなあ、と思ってくれれば」と新作への思いを語った。

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　バトスピは88年に発売され、シリーズ100億枚以上のカード枚数を誇る「カードダス」シリーズの20周年企画として誕生した。新アニメは、現在放送中の第2シリーズ「バトルスピリッツ　少年激覇ダン」で起こった異界王事件から２年後の主人公・馬神弾（ダン）が登場。未来の地球を舞台に、危機に陥っている人類を救うという新たなストーリーが展開される。

　会見には、ダン役を演じる声優の大浦冬華さんや、ヒロイン紫乃宮まゐ役の川澄綾子さん、新キャラクターのプリム・マキーナ役の伊藤かな恵さん、ダンの敵となる「暗闇のザジ」役の鈴村健一さんらが登場した。

　新シリーズの紹介映像は、西森監督が「会見に間に合わせるために、前日の深夜3時までかけて編集した」といい、出演者は会見で初めて作品の映像を見たという。伊藤さんは「すごくワクワクしました。映画館で見たい」と興奮し、「バトスピの仲間に入れて幸せ。アフレコが楽しみ」と話した。大浦さんは「話は聞いていたけどこうなるのか。成長したダン君はイケメンですね」と映像に驚き、「続編とはいえ今回の作品は別ものになりそう。もっと大きなファミリーで一丸となってすてきな作品にしたい」と意気込んだ。

　アニメは9月12日から毎週日曜午前7時放送予定。オープニング主題歌は、ネオビジュアル系バンド5組からの精鋭メンバーで組まれたスーパーユニット「カラス」が担当する。（毎日新聞デジタル）