ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、武将たちが女の子という戦国時代にタイムスリップしてしまった男子高校生の奮闘を描く「織田信奈の野望」(春日みかげ著、みやま零画)です。ソフトバンク クリエイティブの上林達也さんに作品の魅力を聞きました。
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−−この作品の魅力は?
主人公の高校生・相良良晴が、いきなり戦国時代(?)に来てしまい、そこで織田信長ならぬ少女・織田信奈と出会う……。こんな荒唐無稽(こうとうむけい)なかたちで始まるライトノベルが「織田信奈の野望」です。絶対にありえない歴史の中で、織田信奈を筆頭に、斎藤道三、今川義元、浅井長政といった個性が強すぎる戦国大名の紡ぐ物語がこのシリーズの醍醐味(だいごみ)です。また相良と信奈の不思議な関係も楽しんでいただけると幸いです。
−−作品が生まれたきっかけは?
作者の春日みかげ先生と歴史に関する雑談をしていた際に出てきたアイデアがベースとなっています。それ以降、何度も打ち合わせを重ねて、物語の世界観やキャラクターを作っていきました。あと、ヒロインの名前を当初は「信菜」にする予定でしたが、議論の結果、最終的には「信奈」になりました(笑い)。読んでくださった人が楽しめるものを作りたい−−という思いは企画の段階から一貫していると思います。
−−作者とイラストレーターはどんな方でしょうか?
春日みかげ先生は歴史に精通しており、戦国時代の面白さを貪欲(どんよく)にストーリーやキャラクターへ取り込もうとしている方です。その情熱が伝わっているからこそ、多くの読者が「織田信奈の野望」シリーズを読んでくださっているのかなと思っています。また、みやま零先生は、言うまでもなく超美麗なイラストを描いていらっしゃるイラストレーターさんです。春日先生も、みやま先生が描かれる絵の大ファンで「どのように新キャラクターが描かれるだろう?」といつも楽しみに仕上がりを待っていますよ。みやま先生ご本人は物静かなインテリで、春日先生に負けないほど歴史に詳しいという一面もお持ちです。歴史好きのお二人のパワーに支えられて、このライトノベルは疾走していますね。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
桶狭間の戦い、美濃攻略、そして上洛とかつて織田信長がたどった道を信奈は着実に歩んでいます。史実とは大きく異なる群像が織り成すストーリーは、どのような歴史を刻んでいくのかが見どころです。現在3巻まで進んだ「織田信奈の野望」ですが、そろそろ信奈の前に戦国時代屈指の名将が立ちはだかるはずです。さらに盛り上がる展開にどうぞご期待ください!
ソフトバンク クリエイティブ 学芸書籍編集部 上林達也
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