お笑いタレントの友近さんが出演するNHKのオムニバスショートストーリー「祝女～SHUKUJO～」のシーズン2放送が決定し14日、スタジオ収録が行われた。友近さんは「年々女の人って可愛くなっていかなくちゃいけないと思いますが、私のキャラは年々性格が不細工になっている」とぼやきながら、「この番組を反面教師にして、女性は可愛らしくなっていただきたいと思います」と番組をアピールした。

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　「祝女」は、「サラリーマンNEO」のスタッフが、女性の本音や本性をテーマにしたショートストーリーを毎週5、6本放送するオムニバス形式の番組。タレントのYOUさんや女優の市川実和子さん、ともさかりえさん、佐藤めぐみさん、臼田あさ美さん、早織さん、入山法子さんが出演し、1～3月にレギュラー番組として放送され、20～30代の女性を中心に視聴者から約4500通ものメールが集まり、復活が決まった。友近さんとYOUさんが、韓流アイドルにはまっていく主婦を演じる「無限男子」、デパートの服飾・雑貨売り場を舞台に、佐藤めぐみさんが演じる後輩・清美と、後輩に微妙なライバル心を持つ友近さん演じる蘭先輩のやりとりを描く「蘭先輩」など、前シーズンの人気シリーズは継続する。

　YOUさんは「セットにもお金をかけていて、自分自身楽しい現場」と笑顔で、市川さんは「この番組に出たら今まで反応がなかった人から感動のメールがきてびっくりしました」と反響に驚いていた。コント風の演技が初めてという佐藤さんからは「肉食女を演じた時は難しかったんですが、最後は過激すぎて、プロデューサーからストップをかけられました」という裏話も明かした。臼田さんは「1日で何人もの人物を演じられるのがうれしい。せりふが長くなっているので、間違えないようにがんばりたい」と目標を語っていた。

　演じるキャラクターについて、早織さんは「ちゃっかりしていて空気が読めない女の子が多くて、他の共演者が困っているのを見るのが面白い」と話し、入山さんは「何でもない会話の中で出てくる違和感のあるせりふが面白い。女子だけの飲み会で『ほっけがない？　じゃ、釣ってきて！』と店員さんに言うとか。そういうせりふが『祝女』的です」と語っていた。

　放送は30日から毎週木曜午後10時55分～11時25分で、6カ月間の放送予定。（毎日新聞デジタル）