歌手の藤井フミヤさんが主題歌を手がけた映画「おにいちゃんのハナビ」(国本雅広監督)のヒット祈願イベントが21日、舞台となった新潟県の物産館「新潟館ネスパス」(東京都渋谷区)であり、主演の高良健吾さんとヒロインの谷村美月さんらと作中で描かれる「片貝まつり」のはっぴ姿で登場した。藤井さんは「こんなに泣いたのは、『火垂るの墓』以来。皆さん、ハンカチを忘れずに」とアピールした。
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「おにいちゃんのハナビ」は、400年の伝統を持ち、世界一の4尺玉の花火が打ち上げられる新潟県小千谷市の「片貝まつり」をめぐる兄妹の実話を映画化した。9月9日の祭りの日、女子高生の華(谷村さん)は半年間の入院から帰宅するが、頭がよくて優しい兄・太郎(高良さん)は引きこもっていた。華は太郎を強引に外へ連れ出し、花火の成人会に入れようとする。太郎も華の行動に打たれ、少しずつ心を開き始めるが、華の白血病が再発。華にとって花火が幸せの象徴だと知った太郎は行動を起こす……というストーリー。主題歌は、藤井さんが3年ぶりの新曲「今、君に言っておこう」を書き下ろした。
イベントでは、片貝まつりで打ち上げられる世界一の4尺玉の模型も登場。11日から先行上映されている新潟での舞台あいさつについて、高良さんは「この映画は泣かせようとして作っていないんですが、上映後の舞台あいさつでは、多くの人が泣いていた。一緒に映画を共有できたという気持ちでいっぱいになった」と振り返った。谷村さんは「(モデルとなった)はるかちゃんのお母さんと会ったんですが、私のことを『はるか』って呼んで、抱きしめてくれました。そういう経験は今までなかった」と振り返っていた。また、今年の片貝まつりで、映画と主題歌のヒット祈願のため、藤井さんと国本監督が尺玉を8発打ち上げたといい、藤井さんは「日本の祭りは元気がなくなっている気がしてたけれど、こんなに盛り上がるんだと思った」と話していた。
映画は25日から、有楽町スバル座(東京都中央区)など全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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