注目ドラマ紹介:「京都地検の女」第6弾 名取裕子演じる「あや」に“天敵”出現

ドラマ「京都地検の女」の1シーン=テレビ朝日提供
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ドラマ「京都地検の女」の1シーン=テレビ朝日提供

 女優の名取裕子さんが主演する人気ドラマ「京都地検の女」シリーズの第6弾が14日スタートする。1年半ぶりとなる新シリーズでは、名取さん演じる女性検事・鶴丸あやが“主婦の勘”を武器に難事件を解決するのはもちろん、個性的なレギュラー陣に加え、あやの“天敵”ともいうべき姑(しゅうと)役で有馬稲子さんも新登場し、あやの活躍が、秋の京都の情緒もたっぷりに描かれていく。初回放送は2時間の拡大版となる。

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 「京都地検の女」は03年7月に放送を開始。“主婦の勘”を武器に難事件を解決する女性検事・鶴丸あや(名取さん)を主人公にした痛快でハートフルな検察ミステリー。今回の第6弾でも、あやが主婦ならではの視点から送致されてきた容疑者の心の奥に潜む真実を、細やかに解き明かしていく。あやと対立する池内刑事役の益岡徹さん、あやの腰ぎんちゃくで検察事務官・太田勇一役の渡辺いっけいさん、あやが頼りにする上司・高原純之介役の蟹江敬三さん、前シリーズから登場し僧侶の資格を持つ京都府警の鬼刑事・成増警部補役の寺島進さんら個性的なレギュラー陣も健在。今シリーズでは、あやの“天敵”ともいうべき新キャラクターとして姑の圭子(有馬稲子さん)が登場する。東京で働いている夫・章太郎の母・圭子は、いつもは都内で、あやに代わって章太郎の世話をしているのだが、今回、突然京都にやって来る。嫁姑の丁々発止のやりとりがドラマの新たな見どころだ。

 2時間の拡大スペシャル版となる初回放送は、50歳を迎えたあやの誕生日の場面からスタートする。山本陽子さん、原田龍二さんにゲストを迎え、殺人事件に秘められた切ない親子愛を描き出す。あやの捜査によって、34年の歳月を越えた人間愛、そして日本と中国の国境を超えた親子のきずなが浮かび上がっていく。国境を超えたストーリー展開は、「京都地検の女」では初めて。東京で暮らす姑の圭子も初回から登場する。

 名取さんは「シリーズ第6弾に入ることとなり、女性の視点で事件を解決することにますます磨きをかけていきます。レギュラー陣とのチームワークも極めて良好。監督さんや脚本家さんも実力派ぞろいで、大変期待できるシリーズです。人情とサスペンス、ハラハラとドキドキが毎回ふんだんに盛り込まれ、私にとっても楽しみ。さらに今回は、姑役で有馬稲子さんが出演してくださるのです。女優としても女性としても大好きな先輩とご一緒できるので、もううれしくてたまりません。どうぞご期待ください!」と意気込みを語っている。

また、プロデューサーの井上千尋さんも「今回のシリーズは主人公の鶴丸あやが50歳の誕生日を迎える場面からスタートします。“主婦の勘”を武器とするこれまでのバイタリティーに加え、すべてを包みこむ“包容力”も新たな魅力とした、新生・鶴丸あやにご期待ください! これまで通り、実力派の共演者は健在! 秋の京都風情たっぷりに描く『京都地検の女』をごひいきに!」とアピールしている。

 毎週木曜午後9時放送の予定。(毎日新聞デジタル)

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