実写版ヤマト:グーグル・アースでプロモーション 乗艦証を発行、2200年の地球の汚染を除去

「YAMATO Earth」の画面イメージ
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「YAMATO Earth」の画面イメージ

 アニメ「宇宙戦艦ヤマト」を「SMAP」の木村拓哉さん主演で実写化した映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(山崎貴監督)と、ウェブの地球儀サービス「グーグル・アース」を利用した企画「YAMATO Earth」が11月1日から実施されることが明らかになった。

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 「YAMATO Earth」は、「グーグル・アース」上でオリジナルの「ヤマト乗艦証」を作り、西暦2200年の地球にマッピングすることができたり、映画本編の名場面集を地球や火星の上に重ねて鑑賞することができるサービス。

 「ヤマト乗艦証」は、ユーザーが手持ちの顔写真をアップロード、またはパソコンのウェブカメラで顔写真を撮影して、「YAMATO Earth」からヤマトへの乗艦を申請する。希望の班に配属されるかは運次第で、シークレット乗艦証が当たる可能性もある。「グーグル・アース」で表現された西暦2200年の地球に、戦士たちの顔写真が次々とマッピングされ、「宇宙戦艦ヤマト・戦艦大和」が鎮座する坊岬(鹿児島県南さつま市)沖に光の線がつながっていく。乗組員が増えることで、遊星爆弾により汚染され焼けただれた地球が、もとの青い地球に戻る仕掛けもある。

 また、宇宙戦艦ヤマトはもちろん、地球防衛軍が使用する戦闘機「ブラックタイガー」などが登場する名場面を地球や火星に重ねて臨場感たっぷりに表示。「YAMATO Earth」上の「シーン切換」で場面に移動し、表示された画像をダブルクリックして楽しむことができる。

 「YAMATO Earth」は、11月1日正午に映画の公式サイト(http://yamato-movie.net/)に掲載されるバナーから入ることができる。「ヤマト乗艦証」や名場面集のほかにもさまざまなコンテンツを随時搭載予定で、その情報は公式ブログやツイッターの公式ハッシュタグ「#sbyamato」で発表していく。iPhoneアプリも開発し、現在運用に向けて申請中という。

 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は、「ALWAYS 三丁目の夕日」(05年)などで知られる山崎監督がVFXも担当し、70年代後半にブームを巻き起こしたSFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を実写化。西暦2194年、正体不明の敵、ガミラスが地球に侵攻し、その圧倒的な攻撃力によって人類は大半が死滅した。5年後、生き残った人間たちは放射能で汚染された地上を逃れ、地下で生活。元エースパイロットの古代進(木村さん)は、放射能除去装置があるという14万8000光年のかなたのイスカンダル星を目指して旅立つ……というストーリー。ほかに、黒木メイサさん、柳葉敏郎さん、緒形直人さん、西田敏行さん、高島礼子さん、堤真一さんらが出演する。12月1日から全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)

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