日本レコード大賞:近藤真彦、22年ぶり登場「悲しい思い出があった」 最優秀歌唱賞

 第52回日本レコード大賞(日本作曲家協会など主催)の最終審査が30日、新国立劇場(東京都渋谷区)であり、最優秀歌唱賞を受賞した近藤真彦さんが22年ぶり登場、「古い話になりますが、悲しい思い出がありました。産んでくれたお袋、母に感謝します」と同賞を巡り、87年に亡母の遺骨が盗まれた事件について語った。

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 近藤さんは、81年に最優秀新人賞を獲得、87年に「愚か者」で大賞を受賞した。同年の大賞前に受賞辞退を要求する脅迫状が送られ、遺骨盗難も起こったことをテレビ番組で語っていた。

 近藤さんは「大変な賞をいただいてしまった。30年歌が好きで続けてきた。時にはさみしさもあったが、続けてきました。30年というご褒美をいただいた。ますますいい歌に巡り合って、またレコード大賞に挑戦してこいというメッセージだと思う」と語り、「心 ざんばら」と「愚か者」「ギンギラギンにさりげなく」を歌った。(毎日新聞デジタル)

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