ゴールデン・グローブ賞:アネット・ベニングさんがミュージカル/コメディー部門の主演女優賞

 アカデミー賞の前哨戦となる「第68回ゴールデン・グローブ賞」の授賞式が16日(日本時間17日)、米ロサンゼルスで開かれ、「ミュージカル/コメディー」部門の主演女優賞を「キッズ・オールライト」(リサ・チョロデンコ監督)のアネット・ベニングさん(52)が受賞した。「キッズ・オールライト」は同部門の作品賞も受賞。

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 「キッズ・オールライト」は、18歳のジョニ(ミア・ワシコウスカさん)は、自分の母親ニック(ベニングさん)と同じ父親を持つ15歳の弟・レイザー(ジョシュ・ハッチャーソンさん)、そして、レイザーの母親ジュールス(ジュリアン・ムーアさん)の4人暮らし。母親2人と子ども2人という少しいびつな家族だが、仲良く、楽しく愛情に満ちた生活を送っている。しかし、大学進学のための1人暮らしを機にジョニは、まだ会ったことのない自分たちの医学上の父親・ポール(マーク・ラファロさん)に興味を持ち、レイザーとともにこっそり会いに行くことに……という新しい家族の形ときずなを描いた感動作。

 日本ではショウゲートの配給で、ゴールデンウイークに渋谷シネクイント(東京都渋谷区)、TOHOシネマズシャンテ(東京都千代田区)ほか全国でロードショー予定。(毎日新聞デジタル)

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