前説王:笑い飯、キンコメら4組が激突 ネットの一般投票で5代目王者決定

オートバックスを訪れる「笑い飯」とおかもとまりさん=テレビ朝日提供
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オートバックスを訪れる「笑い飯」とおかもとまりさん=テレビ朝日提供

 “前説”を行う芸人のトップを決める番組「前説王(まえせつキング)」(テレビ朝日)が関東ローカルで31日から2月3日まで4夜連続で放送されることになり、「笑い飯」「キングオブコメディ」「我が家」「平成ノブシコブシ」の若手芸人4組が対決することが25日、明らかになった。番組収録に訪れる観客を本番前に楽しませ、場を温める“前説”を行う芸人のトップを決めるという趣旨の同番組。「笑い飯」の2人は「記憶が正しければ、われわれはM-1チャンピオン。『キングオブコメディ』や『我が家』たちに負けるわけがない。前説王はわれわれだ!」と息巻いている。

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 前説は、多くの若手芸人がほぼ必ず通る道で、成功への登竜門でもある。そんな前説を行う芸人のトップを決めるという趣向の同番組では、ただの前説とは異なり、それぞれの若手芸人たちが「オフィスや店舗」を訪れ、「観客」に代わって「担当する企業の指定する人」を対象に、「スタジオの空気」ではなく「商品やサービス」を盛り上げる。前説のネタも「得意とする持ちネタ」ではなく、「取材を重ねて作った新ネタ」でなくてはならない。これまで09年1月から4度、不定期に放送されており、第1回の「オードリー」をはじめ、「しずる」「U字工事」「超新塾」が王者に輝いている。

 5回目となる今回の放送では、“最後のM-1チャンピオン”の「笑い飯」は「オートバックス」、「我が家」は「サイバーエージェント」、“キングオブコント3代目キング”の「キングオブコメディ」は映画配給会社「ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント」、「平成ノブシコブシ」は「ソニー・エリクソン」に、それぞれ乗り込んで“前説”を披露する。

 放送直後からは、出演する4組の中で、どの前説が一番面白かったかを公式ホームページで一般投票を受け付け、「第5代前説王」を決定する。CS「テレ朝チャンネル」では、2月5日午後4時半~5時20分、午後10時50分~11時40分の2回、特選映像を加えて一挙放送。さらに、初の試みとして、2月3日の放送終了後から2月17日午後11時59分までの期間限定で動画サイト「ユーチューブ」の「YouTube テレビ朝日チャンネル」で本編を配信する予定。

 タレントの加藤夏希さんがMC、お笑いタレントのおかもとまりさんがアシスタントを務める。「笑い飯」は31日、「我が家」は2月1日、「キングオブコメディ」は2月2日、「平成ノブシコブシ」は2月3日に出演。いずれも関東ローカルで深夜1時15分~同26分に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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