松坂桃李:9歳の男の子に“変身” BeeTVドラマで難役に挑戦

ドラマ「女神のイタズラ~キミになったボク~」に出演する松坂桃季さん(中央)と鈴木亮平さん(右)、忍成修吾さん
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ドラマ「女神のイタズラ~キミになったボク~」に出演する松坂桃季さん(中央)と鈴木亮平さん(右)、忍成修吾さん

 特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」のシンケンレッド役で知られる俳優の松坂桃李(とおり)さん(22)が主演を務める新ドラマ「女神のイタズラ~キミになったボク~」が3月から携帯電話放送局BeeTVで配信されることが決まった。事故をきっかけに9歳の男の子と魂が入れ替わってしまう23歳の主人公・秀之を演じる松坂さんは「今までやったことのない難しそうな役。思いっきり振り切っていけたらなと思ってます。とっても温かいお話で、子供ゆえの純粋な言動に、大人の心が解かされたりなごまされていく、そんなところを見ている人にも感じてほしいですね」と話している。

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 ドラマは工務店「中野組」の親方でもある父親の訃報(ふほう)で留学先から帰国した秀之と9歳のタクミの魂が入れ替わってしまうことから始まる。ヤンチャな少年の魂が乗り移った秀之は経営の危機に陥った中野組のピンチを救えるのか。秀之(タクミ)と仲間は逆境の中、「日本一工務店決定戦」の舞台に挑む……というストーリー。秀之とのきずなを深め、奮闘する大工仲間に鈴木亮平さん(27)と忍成修吾さん(29)、ドラマを劇的に変化させる女神役で杏さん(24)が共演する。鈴木さん、忍成さんは本職の大工職人から学んだ技術ばかりでなく、職人としてのプライドなどの部分を役作りに生かしたいと語っている。

 松坂さんは、撮影に入ってからは子供をよく観察するようになったといい、「ご飯を食べる仕草とか、表情とか」を熱心に研究中。トム・ハンクスさんが35歳の体になる12歳の少年を演じた米映画「ビッグ」も参考にしているという。自身の小学生時代については「3年生のころは、いたずら小僧でしたね。道端でかんしゃく玉を鳴らしたり、花火持ったらぐるぐる回したり、本当にいたずらばかりしていました」と、わんぱくぶりを語った。

 また松坂さんは魂の入れ替えができるとしたら誰になりたいかという問いに「バスケットの田臥(勇太)選手や、野球のイチロー選手とかスポーツ選手になってみたいですね。もし女性の体に入ったら、男心は分かるんで、男を転がすようなことをやってみたいです」とちゃめっ気いっぱい。撮影では「監督がとにかく何をやってもいいって言ってくれる」とやる気満々だ。

 ドラマの配信は3月20日から毎週水曜更新。各話約5分、全24話を予定している。(毎日新聞デジタル)

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