ファッションをテーマにした青春映画「ランウェイ☆ビート」の舞台あいさつが東京都内の映画館で行われ、主人公・ビートを演じる瀬戸康史さんらイケメン俳優陣がスカート姿で登場した。桜庭ななみさん、桐谷美玲さん、IMALUさんら女優陣も「チェック」をポイントにした個性豊かなスタイルで客席を魅了した。
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原田マハさんのケータイ小説が原作で、女王様気取りの高校生モデル・立花美姫(ミキティ)からいじめを受けていた犬田悟(ワンダ)に、転校生の溝呂木美糸(ビート)が「お前をクラス一格好いい男にする!」と宣言するところから始まる。翌日学校に現れたワンダは、クラス全員が目を見張る変身ぶりだった。そんなビートの天才的なデザインセンスに魅了され、クラスは文化祭でファッションショーに挑戦することになる……というストーリー。ビートに淡い思いを寄せる塚本芽衣(メイ)など、青くほろ苦い恋愛模様も描いている。
舞台あいさつは8日に行われ、瀬戸さんは「ビートは、とてもポジティブな性格でファッションが好きなところなど、ぼくに似ていると思います。自分を信じることの大切さ、ほんの少しの勇気で自分が変わることのできる青春ストーリーとなっています」とPRした。
ヒロインのメイを演じる桜庭さんは、「ビートという男の子は、一緒にいて成長できる私にとっても理想の男の子。メイちゃんはなかなか思いを伝えられないのですが、私はあたってくだけろというタイプなので、そこは似てないかなと思いますね」とコメント。女王様気取りのいじめっ子・ミキティを演じる桐谷さんは、「私も高校に行っているときから仕事をしているので、学校に行けない気持ちとか、文化祭を一緒にやりたいのに我慢しなければいけない気持ちなど、ミキティと似ていたので、私もこんなことがあったなあと思いながら演じていました」」と明かした。
メイの親友・アンナ役のIMALUさんは、「映画は初めてだったので、演技というものがとても怖かったんですが」と告白。「アンナという女の子はDJをしながらファッションも好きという、自分の素に近い女の子ということで、演技という感覚もなくやらせていただきました」と達成感をにじませた。そしてビートによって大変身を遂げるワンダ役の田中圭さんは、「勇気をくれたビートと仲間によって、いきなりではなく少しずつ、一歩ずつ全体を通して、ワンダが変われたんじゃないかな?と思うんですけど……」と手応えを語った。映画は3月19日から全国で公開される。(毎日新聞デジタル)
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