AKB48:手乗りサイズのメンバーを見て楽しむAR企画など 総出演のドラマ「桜からの手紙」

AR企画として展開される「TNR(てのり)でAKB」 (c)「桜からの手紙」製作委員会(D.N.ドリームパートナーズ、VAP)
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AR企画として展開される「TNR(てのり)でAKB」 (c)「桜からの手紙」製作委員会(D.N.ドリームパートナーズ、VAP)

 26日から9夜連続で全17話を放送する日本テレビ系のスペシャルドラマ「桜からの手紙~AKB48 それぞれの卒業物語~」で、「TNR(てのり)でAKB」などAR(拡張現実)技術を活用したドラマ連動企画を展開することが明らかになった。

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 ARとはモニターやカメラに映った空間にデジタルデータを組み合わせ、あたかもその場に存在するかのようにバーチャルな映像を合成して表示する表現。

 ドラマ連動企画は、アプリケーションを起動したアンドロイド端末やiPhone端末のカメラを、指定の「ARマーカー」に向けることでAKB48のメンバーを画面上に登場させるというもの。ドラマでは描かれないメンバーの学校生活の1コマが、映像となって再生される。そのままカメラをもう片方の手の上に向けると、そのメンバーがあたかも手のひらに乗っているかのような雰囲気が楽しめる。アプリケーションはアンドロイド端末の場合、アプリ検索画面で「AKB48ドラマSP桜からの手紙」と検索、iPhone端末の場合は“GnG”と検索して無料ダウンロードする。

 小嶋陽菜さんの「教室で居眠り編」が21~26日、板野友美さんの「秘密のメール編」が27日午後4時からのドラマPR番組など、宮澤佐江さんの「廊下に立ってなさい編」が28日~3月5日、秋元才加さんの「視力検査編」が3月6日午後4時からのドラマPR番組などで「ARマーカー」が表示される。

 このほかデジタル展開として3月5日深夜1時から5分間、日本テレビの二つのデジタルチャンネル(41Ch・42Ch)で同ドラマのスピンオフ番組を放送する。41Chは大島優子さん、42Chは板野さんが登場予定。さらに連動データ放送では、好きなAKB48のメンバーが大きく表示されたデータ放送画面を設定できるほか、視聴した話数に応じて画面上に張れるスタンプを提供。このスタンプがたまるとパスワードが表示され、専用ケータイサイトでドラマ撮影中のオフショット映像を視聴できる。さらに、スタンプをすべて集めると抽選で480人限定で、最終話(3月6日)のデータ放送画面上に名前が表示されるという。

 ドラマは上川隆也さん演じる担任教師・前田の突然の余命宣告をきっかけに、メンバーたちがそれぞれの人生を見つめ直す1話完結のストーリー。前田敦子さん、篠田麻里子さん、渡辺麻友さん、高橋みなみさんら「メディア選抜」のメンバーをメーンキャストに全員が出演。秋元康さんが企画・原案を手がけた。主題歌は新曲「桜の木になろう」で、AKB48のさまざまな楽曲も劇中歌として採用される。各話約10分の短編で、26日放送の第1話は30分、最終話となる3月6日放送の第17話は60分に延長される。(毎日新聞デジタル)

 放送時間は以下の通り。

 1話=26日午後11時55分▽2~4話=27日午後11時55分▽5~7話=28日午後11時58分▽8~10話=3月1日午後11時58分▽11~13話=2日午後11時58分▽14話=3日深夜0時38分▽15話=4日深夜1時28分▽16話=5日深夜0時50分▽最終話=6日午後10時半

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