三浦貴大:新人賞受賞翌日に初主演映画公開「何かを感じます」

映画「学校をつくろう」の試写会イベントに登場した(左から)神山征二郎監督、近衛はなさん、橋本一郎さん、三浦貴大さん、柄本時生さん、池上リョヲマさん
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映画「学校をつくろう」の試写会イベントに登場した(左から)神山征二郎監督、近衛はなさん、橋本一郎さん、三浦貴大さん、柄本時生さん、池上リョヲマさん

 日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した三浦貴大さん(25)主演の映画「学校をつくろう」(神山征二郎監督)の初日舞台あいさつが19日あり、出演者らが登場した。三浦さんは「この作品が初めて主演を務めた作品で思い入れも強いので、受賞の翌日に初日舞台あいさつができるというのは、何かを感じます」と話した。

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 本作は専修大学創立130周年を記念して作られた映画で、明治維新の動乱期にアメリカで学問を学んだ若者たちが、法律と経済を日本語で教える日本初の学校をつくる物語。戊辰戦争では幕府と新政府側で分かれて戦った相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人が、異国の地で友情を育み、今度は武力ではなく学問の力で国を変えようとする……というストーリーで、直木賞作家・志茂田景樹さんの小説「蒼翼の獅子たち」を原作としている。

 舞台あいさつには、柄本時生さん(21)、橋本一郎さん(25)、池上リョヲマさん(36)、近衛はなさん(30)、神山監督(69)も出席。三浦さんと橋本さんは同じ中学・高校に通っていたというが、「あまりしゃべったことなかったよね(三浦さん)」「すれ違うぐらいだったよね(橋本さん)」と2人で顔を見合わせ、はにかんでいた。あいさつの最後には、映画のヒットと受験生の合格を祈願して絵馬が用意され、三浦さんは「全力で向かって行けば結果は付いてくると思っています。頑張ってください!」と受験生にエールを送っていた。(毎日新聞デジタル)

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