映画「唐山大地震」:フォン・シャオガン監督から被災者へメッセージ

 東日本大震災の影響により公開を延期した映画「唐山大地震−想い続けた32年−」。配給元の松竹は17日、監督のフォン・シャオガン氏からのお見舞いのメッセージを発表した。

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 フォン監督は、「3月11日に日本で起こった地震と津波による壊滅的な災害の知らせに、私はとても驚きました。(その知らせからずっと)被災者の方々のことを考え、胸を痛めております。この災害の被災者、犠牲者の方々に、深い哀悼の意を表します。しかし、同時に日本の方々が絶えず結束力の強さを見せ、冷静に勇敢にこの災害に立ち向かっている様子も目にしました。私は日本の皆様がこの地震の辛い日々を乗り越える日がきっと来ると強く信じています。私はすべての被災者のために祈りをささげます」とコメントしている。

 同映画は、76年に実際に発生した震災によって引き裂かれたある家族の32年にわたるきずなと心の復興を描いたドラマ。26日からの公開を予定していたが、東日本大震災の被災者に配慮して、公開の延期を決定した。新たな公開時期は現時点で未定となっている。(毎日新聞デジタル)

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