相武紗季:初の母役「日本中が温かい気持ちに」 沖縄国際映画祭で「FLY!~平凡なキセキ」上映

「FLY!~平凡なキセキ」の舞台あいさつに登場した(左から)桜 稲垣早希さん、後藤ひろひとさん、相武紗季さん、小籔千豊さん、温水洋一さん
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「FLY!~平凡なキセキ」の舞台あいさつに登場した(左から)桜 稲垣早希さん、後藤ひろひとさん、相武紗季さん、小籔千豊さん、温水洋一さん

 沖縄国際映画祭2日目の23日、女優の相武紗季さんが初の母親役を演じた映画「FLY!~平凡なキセキ~」が、沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)で上映され、相武さんや主演の小籔千豊さん、温水洋一さん、桜 稲垣早希さんらが舞台あいさつをした。相武さんは作品について「(東日本大震災後の)こういう時期だからこそ、温かい作品を見て、日本中に温かい気持ちの連鎖が広がっていただければと願っています」とメッセージを送った。

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 映画は、大阪の町工場のさえない工員・平野満男(小籔さん)と工場のマドンナの高崎ななみ(相武さん)との淡い恋や、遠い星からやってきた非モテ男の宇宙人シカタ(温水さん)との友情を描くヒューマンコメディー。

 相武さんが演じるななみは小学校1年生の男の子を育てるシングルマザーという役柄で、「撮影が進むにつれて、子供がどんどんなじんでくれたので、それだけで母性が出ました。ナチュラルにやらせていただきました」と振り返った。初主演の小籔さんは「演技がへたくそで恥ずかしい毎日でしたが、周りがこれだけ上手だとたいしてへたに見えない。最後の僕の表情がしゃれにならないくらいええ顔しているので、男の子は僕を自分だと思って見てください」と見どころを語った。(毎日新聞デジタル)

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