錦戸亮:被災犬アーツと登場「早く飼い主のもとへ」と思いやる

会見には福島県南相馬市で被災して飼い主と離れ離れとなった犬「アーツ」も登場
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会見には福島県南相馬市で被災して飼い主と離れ離れとなった犬「アーツ」も登場

 アイドルグループ「NEWS」と「関ジャニ∞」に所属する錦戸亮さんが11日、連続ドラマ初主演となる「犬を飼うということ ~スカイと我が家の180日~」(テレビ朝日系)の制作会見に福島県南相馬市で被災して飼い主と離れ離れとなった犬「アーツ」と登場。錦戸さんは「飼い主にとって、犬は家族の一員。アーツくんだけでなく、迷い犬がたくさんいると思いますし、そういう犬たちができるだけ早く飼い主のもとへ戻れるように祈ってます」と神妙な面持ちで語った。

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 ドラマは、完成間近の東京スカイツリーの足元に住む家庭に1匹の子犬が訪れ、崩壊しかけた家族が奇跡的に再生するというオリジナルストーリー。アーツは劇中の子犬役でポメラニアン「ダイヤ」が所属する動物タレントプロダクションに約1カ月前に引き取られて暮らしており、錦戸さんは「人間と同じで怖い思いもしたでしょうし、トラウマもあると思うんです」とアーツを思いやった。

 ドラマ撮影もクランクイン当日に東日本大震災が発生し、一時ストップしたといい、錦戸さんは「ぼく自身、連続ドラマ初主演という環境の中で、クランクインが揺れたというのは忘れられないでしょうし、だからこそ今ぼくにできることを一生懸命やろうと思えました。日本は今大変な時期ですが、このドラマが放送されることで、金曜の夜が皆さんの癒やしになれたらいいなと思います」とあいさつした。

 錦戸さん演じる本郷勇次の妻・幸子を水川あさみさん、長女・眞子を久家心さん、長男・大を山崎竜太郎さんが演じており、会見にはダイヤも出席。 「家族とのシーンは日々心を通わせて、頑張っています。ダイヤも本郷家の中でいちばん私に懐いてます(笑い)。家族の大切さやペットを飼うことの意義が、みなさんに伝わればうれしいです」と笑顔で語った。

 ドラマは15日から毎週金曜午後11時15分~深夜0時15分の「金曜ナイトドラマ」枠で放送予定。主題歌には「関ジャニ∞」の「マイホーム」が起用されている。(毎日新聞デジタル)

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