尾上菊之助:父・菊五郎との舞台に完全密着 BS朝日でドキュメンタリー

「摂州合邦辻」玉手御前を演じる尾上菊之助さん(c)松竹
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「摂州合邦辻」玉手御前を演じる尾上菊之助さん(c)松竹

 歌舞伎俳優の尾上菊之助さんが企画・立案したドキュメンタリー番組「華・尾上菊之助の世界~菊五郎との父子の絆~」が17日、BS朝日で放送される。

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 同番組は、菊之助さんが「歌舞伎の魅力をしっかり見せたい」と企画し、歌舞伎界ならではの継承と挑戦に完全密着したドキュメンタリー。「都鳥廓白波(みやこどりながれのしらなみ)」と「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」「四天王御江戸鏑(してんのうおえどのかぶらや)」の3作品とけいこ場に密着した。ナレーションは女優の木村佳乃さんが担当する。10年12月に上演された「摂州合邦辻」では、父・尾上菊五郎さんですら初めて演じたのが48歳で、通常40~50代で演じる「玉手御前」を33歳という異例の若さで演じる菊之助さんを紹介している。

 三室雄太郎プロデューサーは「菊之助さんからしっかり自分の歌舞伎の世界を見せたいというラブレターを受け取った以上は、真剣に伝統と向き合い自身の血肉として表現する、その真摯(しんし)な挑戦の姿を見てもらいたい」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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