相武紗季:太ったら母親似? リバウンド時の特殊メーク姿公開

連続ドラマ「リバウンド」に主演する相武紗季さん(右)と、相武さんの特殊メーク姿=日本テレビ提供
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連続ドラマ「リバウンド」に主演する相武紗季さん(右)と、相武さんの特殊メーク姿=日本テレビ提供

 27日にスタートする日本テレビの連続ドラマ「リバウンド」(毎週水曜午後10時)で、リバウンドを繰り返す主人公を演じる相武紗季さんが特殊メークで太った姿を公開した。約2時間かけて太った姿に“変身”した相武さんは、メーク後の写真をメールで母親に送ったといい、「『もうちょっと頑張れば母に似るかも』と返事が来ました。母はちょっとぽっちゃり系で、親近感を持ってくれたようです」と思わぬエピソードを明かした。

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 ドラマは、「女王の教室」「曲げられない女」などを手がけた遊川和彦さんのオリジナル作品。松山市のトンカツ屋に生まれた大場信子(相武さん)は、トンカツとケーキざんまいの生活を送り、22歳のころには推定78キロに達したが、恋人に振られたことをきっかけに30キロ以上のダイエットに成功し、あこがれのファッション誌「エデン」の編集者にもなれた。

 ところが、かつて「苺のショートケーキ」で信子を魅了したパティシエの息子の今井太一(速水もこみちさん)を取材したことから、“禁断”のケーキを口にすることになってしまい、リバウンドが始まってしまう……というストーリー。相武さんと速水さんは08年の「絶対彼氏」以来3回目の連続ドラマでの共演で、信子の親友、三村瞳を栗山千明さん、信子の元彼、風見研作を勝地涼さんが演じるほか、信子の両親を石塚英彦さんと伊藤かずえさん、「エデン」の編集長の森中蘭を若村麻由美さんが演じる。

 劇中の特殊メークは、「篤姫」「天地人」などの大河ドラマや「JIN−仁−」なども担当した特殊メーク制作会社「メイクアップディメンションズ」代表の江川悦子さんが担当。2月中旬から相武さんの体の型をとり、太った体や皮膚にあたる部分を制作。太ったメークは度合いに応じ3パターン用意されている。

 相武さんは「陸上でウェットスーツを着ているような感じで皮膚呼吸ができないような状態」と特殊メークの感想を語り、「特殊メークを付けてみるとのどにあたるお肉の厚みで声帯が押されるのか、太い声になるのです」とびっくりした様子。「1、2話だけでなく中盤にもいろいろな仕掛けがあって、全く先が読めないドラマです。リバウンドしたり、やせたりするだけでなく、周りにもいろいろなことが起こるので楽しんで見ていただけたら」とアピールしている。(毎日新聞デジタル)

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