英俳優のオーランド・ブルームさんが出演する「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督の最新作「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の動画が26日公開された。アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を映画化したもので、ブルームさん初挑戦の“悪役顔”が見られる。
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ブルームさんが演じるのはフランスを狙うイギリス宰相のバッキンガム公爵で、この役のために第1~3作目まで出演していた「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」(20日公開)の出演を断念したという。映画ではアンダーソン監督の妻で「バイオハザード4 アフターライフ」で主演を務めた米女優ミラ・ジョボビッチさんが“17世紀のボンドガール”ともいえる謎の美女・ミレディを演じる。
動画では、ブルームさんの悪役顔のほか、初めて映画の撮影に使われたというドイツの世界遺産・ヴュルツブルクのレジデンツの模様などが見られる。そのほか、17世紀のゴージャスなドレスを身にまとい、華麗な剣さばきや大砲をよけるなどのアクションを披露するジョボビッチさんの映像も公開。ジョボビッチさんは、自身のツイッターで、「こんなドレスを着ながらファイトシーンができるなんて、クレージーよね!」と興奮気味にコメントしているという。
映画は、17世紀のフランスが舞台。銃士にあこがれ、パリに出てきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアン(ローガン・ラーマンさん)は、なりゆきで三銃士の仲間入りを果たし、王妃の首飾りを取り返すため、英国へ向かうことに。そこに事件の鍵を握る二つの黒い影、バッキンガム公爵(ブルームさん)と正体不明の美女ミレディ(ジョボビッチさん)が立ちはだかる……というストーリー。映画は10月全国公開予定。(毎日新聞デジタル)
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