さまぁ~ず三村:映画「奇跡」のテレビスポットでナレーション 普段と違う“語り”に注目

映画「奇跡」のテレビスポットのナレーションを務める「さまぁ~ず」の三村マサカズさん
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映画「奇跡」のテレビスポットのナレーションを務める「さまぁ~ず」の三村マサカズさん

 兄弟漫才コンビ「まえだまえだ」が主演を務める映画「奇跡」(是枝裕和監督)のテレビスポットCMのナレーションを、お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズさんが務めている。

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 是枝監督は、1児の父親としてテレビで話す三村さんを見て、オファーに至ったという。CMでは三村さんが「子供って、大人が思っているよりいろいろ考えているんだな。そんなふうに思わせる映画です。いい映画だったな~」と語っており、普段とは違った魅力の三村さんの語りにも注目だ。

 「奇跡」は、九州新幹線全線(博多−鹿児島中央間)開通を記念してJR九州とJR東日本企画が企画した映画で、鉄道好きということで是枝監督がメガホンをとった。離婚した両親が仲直りし、再び家族4人で暮らす日を夢みる航一(前田航基君)は母親や祖父母と鹿児島で暮らしながら、福岡で父親と暮らす弟龍之介(前田旺志郎君)と連絡を取っては、家族を元通りにする方法に頭を悩ませていた。一方、鹿児島や博多は九州新幹線全線開通で沸きに沸いていた。開通式の日、博多から南下する「つばめ」と鹿児島から北上する「さくら」、二つの新幹線の一番列車が行き交う瞬間に奇跡が起こる。そんなうわさを聞きつけた2人は、まさに「奇跡」を起こすための壮大で無謀な計画を立て始める……というストーリー。11日から全国で公開される。(毎日新聞デジタル)

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