英BBC製作のネイチャードキュメンタリー映画「ライフ−いのちをつなぐ物語−」の日本語版で使われる主題歌が、4人組ロックバンド「Mr.Children」の「蘇生」に決定したことが22日、明らかになった。Mr.Childrenのボーカルとギターを担当する桜井和寿さんは「動物たちは、命は、意志を持った的確な言葉で、雄弁にしゃべっている。この映画を見るまで知らなかった」と同映画についてコメントしている。
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「ライフ−いのちをつなぐ物語−」は「ディープ・ブルー」「アース」などのネイチャードキュメンタリーを手がけてきたBBCが、史上最大規模の製作費を投じた作品で、これまでフィルムに収められたことのない動物たちの知られざる姿を最新機材で撮影している。動物たちが次の世代に生命をつなぐために生きる模様を描き、生き抜くための知恵や勇気、本能で愛し合う一瞬を、動物たちの視点で楽しめる。案内人を歌舞伎俳優の松本幸四郎さんと女優の松たか子さん親子が担当している。
主題歌に選ばれた「蘇生」は、02年発売の10枚目のアルバム「IT’S A WONDERFUL WORLD」収録の楽曲で、シングルカットはされていないが、ほとんどすべてのライブで演奏されている定番曲。主題曲をオファーしたエイベックス・エンタテインメント映像事業本部執行役員の新崎英美さんは「『蘇生』が持つまっすぐなメッセージは、 今の日本を元気に励ましてくれる。それは映画と共通して、 今だからこそ多くの人に届けたい楽曲だと強く感じています」と起用理由を語っている。
映画は9月1日から全国で公開される。(毎日新聞デジタル)
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