音楽の日:史上初7時間超え音楽番組 TBSで7月16日に生放送 司会はSMAP中居と安住アナ

生放送の音楽特別番組「音楽の日」の司会を務めるTBSの安住紳一郎アナウンサー
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生放送の音楽特別番組「音楽の日」の司会を務めるTBSの安住紳一郎アナウンサー

 TBSでテレビ番組史上最長の7時間40分にわたる生放送の音楽特別番組「音楽の日」を7月16日に放送することが26日、明らかになった。司会は人気グループ「SMAP」の中居正広さんと同局の安住紳一郎アナウンサーで、2人が司会としてタッグを組むのは今回が初めて。約50組のアーティストが出演、また仙台のお祭り会場など東日本大震災の被災地からの中継ライブを交えるなど、通常の音楽番組の枠を超えた企画を進めているという。

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 これまでのおもな長時間音楽番組は「NHK紅白歌合戦」(NHK)、「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)、「CDTVスペシャル」(TBS系)などがあるが、TBSでデータの残っている87年以降の番組を調べたところ、04年12月31日に放送した「CDTVスペシャル『年越しプレミアライブ2004~2005!』」の5時間15分が歴代最長記録だった。また約50組のアーティストが集結するのも「紅白」に匹敵するアーティスト数となる。

 「紅白」の司会経験もある中居さんだが、「7時間を超える大きな音楽番組ということで、TBSにとっても僕にとっても新たな歴史の始まりになるのではないかと思います。今こういう時代なので、音楽の力で少しでも皆さんに楽しんでいただける番組になればと思っています」と今回の番組の意義と意気込みを語っている。

 また、安住アナも「すごいボリューム。きちんと放送できるのかいまだに半信半疑です。それくらいの衝撃ですが、歌手の皆さんが少しでも歌いやすいように進行したいと思います」と番組の長さに驚きを隠せない様子。

 日本人が今一つになって歌の力で日本を元気づけることできればと、ポップス・ロック・演歌・歌謡曲などジャンルの垣根を越え、日本を代表するアーティストがヒット曲やメドレーなどそれぞれ2曲を披露する。K-POPのトップアーティストたちも駆けつける予定で、人気ガールズグループ「KARA」は「ミスター」から新曲「GO GO SUMMER!」までのヒット曲メドレーを披露する。

 メーン会場となるTBSのスタジオの観客席には被災者を招待し、また東北地方からの中継ライブでは、歌で東北をニッポンを少しでも元気づけられたらと、森山良子さんが「涙そうそう」を、そして仙台在住のさとう宗幸さんが「青葉城恋唄」を披露する予定だ。

 その他、石川さゆりさん、AKB48、Every Little Thing、小椋佳さん、加山雄三さん、倉木麻衣さん、JUJUさん、スキマスイッチ、徳永英明さん、ドリームモーニング娘。、中川翔子さん、氷川きよしさん、FUNKY MONKEY BABYS、Flumpool、ベッキー♪#、槇原敬之さん、南こうせつさんらの出演が決まっている。

 大木真太郎プロデューサーは「歌手のジャンルにとらわれず次々と大ヒット曲を歌っていただく、世代を超えたまさに『音楽の日』になる番組です。日本を代表する司会者の中居さんと安住アナウンサー、2人のMCとともに、東北地方の関係者の方々にもご協力をいただき、熱い魂のこもったスペシャル番組を届けたいと思います。長時間の生放送、存分にお楽しみください!」とコメントしている。追加で決定した出演者やスタジオ観覧情報は番組公式サイトに随時公開していく。放送は7月16日午後7時~深夜2時40分の予定。(毎日新聞デジタル)

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