国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2011」のアワードセレモニーが26日、東京都内で行われ、スイス出身のニコラス・シュタイナー監督の「ヘルムートの誕生日」がグランプリに輝いた。インターナショナル部門でも優秀賞を獲得しW受賞となるニコラスさんは、ステージにあがるなり、通訳さんにハグし喜びを爆発させ、「言葉が見つかりません。審査員の方に心からお礼を申し上げたいです。今後の製作活動に大きな影響を与えたと思います。ありがとうございます」と笑顔でスピーチした。
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同映画祭は今年で13回目。過去最多の4200本以上の作品が集まり、コンペティションでは23の国と地域から厳選された68作品を上映。公式審査員である映画監督の犬童一心さん、俳優の小澤征悦さん、女優の菊川怜さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん、プロデューサーのジョージナ・ポープさんによって、優秀賞が選定され、各部門優秀賞の中からグランプリが選出された。
「ヘルムートの誕生日」は、57歳の誕生日を迎えたが、妻の計算間違いで60歳を祝うことになったヘルムートの物語。彼のもとに古い友人たちが顔を見せる。彼らは、見せかけだけの優雅な生活を送っていたヘルムートに、「愛」と「はかなさ」についての奇妙なメッセージを残していく……というストーリー。ポーププロデューサーは、「この作品は、ちょっと生意気でおもしろくて、でも心に訴えるものがありました。監督は勇気を持って堂々と表現してくれました」とグランプリ受賞の理由を語った。同作品は12年の米アカデミー賞短編部門の選考対象となる。
そのほかの優秀賞には、アジア・インターナショナル部門でキム・タクフンさん、ユ・ジニョンさん、リュ・ジノさん、パク・ソンホさんの4人の監督による「パープルマン」、ジャパン部門は河村勇樹監督の「中国野菜」が選ばれた。同映画祭は16日に東京都渋谷区の表参道ヒルズ「スペース オー」で開幕し、都内の新宿、原宿、六本木や横浜市などの映画館計5会場で短編映画約100本が上映された。(毎日新聞デジタル)
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