映画興行成績:「SUPER8」が初登場首位で「パイレーツ~」のV6阻止 「アンダルシア」は2位

「SUPER8」の一場面 (C)2011 PARAMOUNT PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
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「SUPER8」の一場面 (C)2011 PARAMOUNT PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.

 27日に発表された25、26日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、24日に全国520スクリーンで公開された「SUPER8(スーパーエイト)」が、土日2日間で約23万6000万人を動員し、興行収入約3億800万円を記録し、5週連続首位だった「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」を抑えて初登場首位を獲得した。初日を含むオープニング3日間での成績は約30万6000人、興行収入約3億9000万円となり、今年の洋画オープニング興行成績では「パイレーツ~」「ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島」に次ぐ第3位、3D作品を除くと第1位となった。

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 2位は織田裕二さん主演の新作「アンダルシア 女神の報復」で、全国371スクリーンで公開され、初日2日間で約20万6000人動員、興行収入2億6000万円となった。「パイレーツ~」は3位となったが興収順では1位で、公開38日間の累計成績は約504万人、興行収入約77億1000万円となり、100億円の大台突破に期待がかかる。

 「SUPER8」は米ドラマ「LOST」シリーズや「スター・トレック」のJ.J.エイブラムス監督がメガホンをとり、スティーブン・スピルバーグさん製作総指揮を務めたSF大作。79年、アメリカ・オハイオ州の田舎町を舞台に、8ミリフィルムで映画撮影をしていた14歳の少年少女たちが、米軍の極秘情報を偶然撮影してしまい、大事件に巻き込まれる……というストーリー。「アンダルシア」は、09年の「アマルフィ 女神の報酬」の続編で、スペイン北部に隣接するアンドラ公国が舞台。日本人投資家殺人事件の真相究明に織田さん演じる外交官・黒田が挑む。共演は黒木メイサさん、伊藤英明さん。

 惜しくもトップ10には入らなかったが11位の新作「デンデラ」は、うば捨て山に捨てられた年老いた女性たちが過酷な環境で懸命に生きのびる姿を描き、浅丘ルリ子さん、倍賞美津子さん、山本陽子さん、草笛光子さんらベテラン女優陣の共演で話題を呼んでいる。(毎日新聞デジタル)

1位 SUPER8

2位 アンダルシア 女神の報復

3位 パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

4位 ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

5位 パラダイス・キス

6位 星守る犬

7位 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

8位 プリンセス トヨトミ

9位 X-MEN:ファースト・ジェネレーション

10位 さや侍

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