西尾由佳理アナ:日テレ最後の仕事 涙を見せず「私の仕事を全うしたい」 「24時間テレビ」制作発表

「24時間テレビ34」の制作発表に登場した西尾由佳理アナ
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「24時間テレビ34」の制作発表に登場した西尾由佳理アナ

 8月20~21日に日本テレビ系で放送される「24時間テレビ34」の制作発表が3日、同局のスタジオで行われ、メーンパーソナリティーを務める人気グループ「関ジャニ∞(エイト)」ら出演者が登場した。同番組の総合司会が同局での最後の仕事となる日本テレビの西尾由佳理アナウンサー(33)は「これで7回目。思いは今までより確かに強いものがあると思います。ただ、それと私の仕事とは別。当日はしっかり私の仕事を全うして、みなさんのサポートとなるべく、視聴者の皆さんと24時間テレビの間に立つ者として、(涙を見せずに)しっかり仕事を務めたいと思います」と最後の仕事への思いを語っていた。

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 同じく、同番組の総合司会を務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一さんは「徳光さんが走る発表をテレビで見まして、できれば徳光さんを(武道館で)迎え入れたいなという気持ちを持っていた」と喜びを語り、「いつもと違った意味合いを持つ24時間テレビに携われることを光栄に思います。キャリアはありませんが、少しでも皆さんの力になれるように頑張りたい」と力を込めた。西尾さんは「徳光さんの代わりに隣にいてくれるのが、朝ずっと一緒にやってきた羽鳥さん。震災直後の報道も一緒にやってきましたので、そういう意味では同じ思いでやっていけるんじゃないかと思っています」とうなずいていた。

 毎年夏に放送され、今年で34回目を迎える「24時間テレビ」は、「力(ちから)~わたしは、たいせつなひとり。~」をテーマに、徳光さんが20回目となるマラソンランナーを務めるほか、人気グループ「関ジャニ∞」がメーンパーソナリティーを務める。制作発表では、チャリティーパーソナリティーに女優の堀北真希さん、番組パーソナリティーにお笑い芸人の宮川大輔さんとイモトアヤコさん、スペシャルサポーターに女優の黒木瞳さんと真矢みきさん(五十音順)が出演することが明らかになった。

 総合司会を務める2人に、徳光さんは「羽鳥くんと西尾くんが自然体でいいキャッチャーになることが大切。2人にはそれができる実績も心の準備もあるので、アドバイスはございません。私を含め、頑張っているいろんな人たちに向かってどういう言葉をかけたらいいのか、西尾さんともよく話した。ご苦労してみてください」と激励し、同番組で涙を見せないという西尾アナが「徳光さんのゴールには泣くと思う?」という質問は「かけてもいいです。泣かないと思います」と断言し、報道陣を笑わせた。

 西尾アナは「24時間テレビの総合司会は7回目になりますが、(今まで一緒に総合司会をした)徳光(和夫)さんが隣にいないのは初めてで不安もあります」と話しつつ、今回の顔ぶれを見て「笑いが絶えない明るく希望の持てる24時間テレビになるんじゃないかと思います。みんなで徳光さんを迎えたいと思います」と笑顔で意気込みを語った。(毎日新聞デジタル)

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